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2015年8月 6日 (木)

スマトラ・ブンクル州の森林軌道「MOLEX」近況:その3.

レボンタンダイ側からも、3両のMOLEXが到着した。
各々の車両は、数人の力を借りて、180度方向変換をする。手動の方向変換、車体前部を持ち上げ、車輪を1軸浮かせると、ぐるっと回す。3~4回繰り返すと180度回って、車輪を線路に乗せて完了。
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【写真18】崩落地点の駐留所レールは木製。

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【写真19】こうやって・・・

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【写真20】持ち上げて回しちゃうんです。

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【写真21】軸距と軌間が同等だから回せる。

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【写真22】終了ー。

3人で1分間程度の仕業、頑張れば運転手一人でも転回可能とのこと。 乗り換えた客と荷物を積んでバラバラと出発し、出発地点に向け出発。 再び水没しているレールのなか、脱線しかけては軌道修正しながら、速いときで、時速30km/hくらい出して、切り通しや3ヶ所ほどのトンネルを抜けて、川が近づいてくると終点の鉱山の町レボンタンダイである。 レボンタンダイは小さな鉱山街。
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【写真23】トンネル。レボンタンダイは近い。

道路がないので、線路を中心に店や鉱石の加工場を抜けて乗客は三々五々自宅近くで下車し、空になるとバックで鉱山街入口にある側線に入る。
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【写真24】レボンタンダイの町並みは線路が中心。

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【写真25】 レボンタンダイ駐留所

金鉱山は今も現役のようで、奥に続く線路から泥交じりの鉱石と工夫を積載したトロッコが着いて、沿線にある加工場に移し、水車駆動で鉱石を砕きながら、金を沈殿させている(と思われる)
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【写真26】レボンタンダイ精錬所

 戦時中は日本軍の拠点の一つであったという話もあり、日本語を話すおばあさんがいたのには驚いた。(意味は知らず「ケーレイ」とか「ガンバリマス」という単語や、軍歌らしきものであったが)

人懐っこい子供達と遊び、簡易宿泊できる村長の家(?)にも連れられ、もう少し滞在したい町であったが、「そろそろ行くぞ」という運転手の身振りに促され、午後2時頃、帰路に着く。

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