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2015年8月26日 (水)

スラバヤ新港モノレール計画について。

今日は上司・・・ではないのだが、ジャカルタの親事務所から次長役の出張者を案内してここスラバヤの港めぐり(笑)

近年混雑滞留著しいインドネシア第二の港でもあるスラバヤのタンジュン・ペラク港の混雑緩和を目的として新設され、ようやく先般その第一期が完工して運用を開始した、西のトゥルック・ラモン新埠頭を訪問。グレシック方面に向かう途中のオソ・ウィラングンのバスターミナル近くの沖合に伸びた新埠頭には、その途中に巨大な人工島が建設され、コンテナの積み替えターミナルとなっている。そのまま事務所に向かって概要ブリーフィングを受けた後、コントロールタワーの上から自動でコントロールされるスウェーデン製の由のクレーンを見学。
続いて訪れたのは、タンジュン・ペラク旅客船ターミナル近くにあるこの港を管理する国営港湾管理会社ぺリンド3の事務所。こちらでも少し話をしたのだが、個人的にずっと気になっていたことも少し確認することが出来た。
Turuklamonroute1
付近の全体像。右上がタンジュン・ペラク港、左の青い線がトゥルック・ラモン新埠頭で、その付け根に当座の貨物駅が建設予定。
左上のグレシックと下のカンダンガンを結ぶ一直線の貨物線の途中から細い白線で新貨物線が記載されている。

このタンジュン・ペラク港には最近、パサールトゥリ駅から北へ伸びた貨物線のカリマス駅を経て、TPS社が運営するコンテナ・ターミナルの中までの貨物線が運行を開始し、ジャカルタとの間にコンテナ貨物列車が運転を開始している。
他方でトゥルック・ラモン新埠頭にも将来的には北本線カンダンガン駅からグレシックを結んでいる貨物線の途中から分離し、海を渡って沖合の埠頭までの新線が建設されることとなっているとのこと。
ただそれには時間を要することから、その貨物線がトゥルック・ラモン新埠頭の付け根の部分に最接近する地点に貨物積み替え新駅を建設し、ここと埠頭の間を専用のCNGガス・トラックで結ぶという当面の措置が検討されている由。これにより、この埠頭からもコンテナ貨物列車で直接ジャワ島各地への搬出が可能となり、ジャカルタのタンジュン・プリオク港が大混雑、その代替としての計画のある(が、検討停止状態にある)チラマヤ新港の代替策を提供できることになるわけですな。ちょっと説明回りくどいか。
Turuklamonmonorailroute1
モノレール路線図。コンテナ・ターミナルを結んで既存大通り上をクネクネと走ることになるようです。

そしてこのトゥルック・ラモン新埠頭とタンジュン・ペラク港のコンテナ・ターミナル間に新たにモノレールが建設されることになっている。こちら、世界でも珍しい(初と仰っていたが)貨物専用のモノレールで、全長およそ10.5km。
両駅間に途中3駅を設け、そのいずれもがコンテナ・ターミナルに隣接しており、国内外から船で到着・両港の埠頭で下ろされたコンテナをこのモノレールでこのエリアの各コンテナ・ターミナルに留め置き、トラックで搬出する、あるいはトラックで各地からこれらターミナルに運び込まれたコンテナを船の到着に合わせて両港に運び、船に積み込む、といったオペレーションとなるのだとか。
現在これらの間を多数の大型トラックが行き来しており、排ガスや渋滞といった問題を引き起こしている事に対する解決策となることが期待される由。
Turuklamonmonorail1
世界初? 無人運転コンテナ・モノレールの想像図。落ちてこないといいな。

旅客運送は行う計画はないということで、それは乗ってみる楽しみは叶えられないのは残念ですが、世界でも珍しい試み、実現したら面白いですね。
でも、予想図を見る限り、このコンテナがコロッと横に落ちて来るんじゃないかと考えると、夜も眠れません…

この記事の画像は全て、ぺリンド3及び子会社のトゥルック・ラモン・ターミナル社からいただきました。
Truklamondsc_0504
あ、スミマセン。こちらが本来目的の、新埠頭の最新型の半自動運転クレーン。

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