鉄道模型計画その7. 日本車輌製KL3-78系電車(ショーティ)
その6.で書いた86~87年製電車に続いては、その1世代前。1978年~82年頃にかけてジャカルタ首都圏電鉄に投入された 日本製電車です。
一番最初に1976年に投入された電車を作りたいところなのですが、こちらは2扉…な分にはショーティだしそれは構わないのですが、低いホームに合わせて深いステップが設けられているのがミソ。というか、難しいところ。
あんなステップをつけると、台車と干渉してカーブ曲がれなくなっちゃうのです。
という技術的事情もあって、高床式ホームに対応した
ステップの少ない第二次車・三扉となった1978年以降に導入されたものをプロトタイプとしてみました。
色は前回のKL3-86型と同じく、今から10年ほど前、2005年頃のオレンジ色に黄帯にしてみました。
窓ガラスを入れていないので、車体内部が少し見苦しいですね。側窓上のルーバーは、3Dプリンターで上手く出ました。
そういえば、昨日9月2日は、1976年にこのジャカルタ首都圏
に日本製電車が投入され、公式に運行を開始した日なのだそうです。昨日の全国紙「KOMPAS」には関連記事(残念ながら写真なしでしたが)が掲載されており、それによると、当時の国鉄
PJKA(Perusahaan Jawatan Kereta Api)
によりボゴール=ジャカルタ間にてこの日(実は9月1日から運転されていたという記録もあり)運行を開始されたKRL電車、午前10:45にボゴール駅を出発した記念列車は、
ジャカルタまでの間を47分(ママ)で結んだそう。
記事に記載されている当時の時刻表によると、ボゴール発が05:43、06:30、10:45、
コタ着はそれぞれ07:04、07:45、12:04。あれ、47分じゃないじゃん。
下りはコタ発09:06、13:00、15:00.16:06で、ボゴール着が
10:25、14;24、16:21、17:25。うん、この下り列車の時刻の方がなんか信頼できるか…だけど、上りと下りの本数が違うという点で
ちょっと?な感じだな。
折角の記事なんだから、この辺は
キチンと書いて欲しいなあ。
こちらも3両編成で作ってみました。排障器の関係で、連結器はダミーになってます。
列車は4両編成。この電車列車に加え、6本の貨客混合列車 …ボンボンのような電気機関車牽引だったのでしょうか、が運行されていた由。魚とかクルプック缶を運んでいたって、そんな情報まで。
全体としてちょっと今一つ信頼度に欠ける記事ですが、運転本数、こんなに少なかったんですかね、当初は。KL3-76型は4連5本計20両が導入されているので、もう少し運用組めそうな気がしなくもないですが…
もしどなたか詳細御存知でしたらご教示いただければ嬉しいです。
ホントはこんな細線2本だったんですけど、ちょっと私には無理、かな。誰かデカール作っていただければ(笑)
あ、乗務員ドアもステンレスだったか!
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