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2015年9月 5日 (土)

高原列車は行くよ。@ダラット。

このダラットまで来た目的、それはこのダラット駅は、ベトナムを南北に結んでいた本線のタップチャム駅から分岐していた全長約84kmの支線の終点だったわけですが、その既に廃線となったこの鉄道の末端区間を活用した観光列車が運転されているのに乗りに来たのでした。なーんだやっぱりね、とか言わないこと。
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高原鉄道らしい瀟洒な造りのダラット駅舎と、古い客車を改造した観光列車の客車。

ここダラットは標高約1,500mの高地にあり、フランスから来た為政者たちは、この暑いベトナムを統治する間に、涼しいこの地を避暑地として開発することにしたのでしょう。
今世紀初めに海側の本線から分岐する形で始まった工事は1932年にダラットまで開通しましたが、その後第二次世界大戦とその後に続くベトナム戦争の間に破壊され尽され、運行を停止・事実上の廃線となり、南北ベトナム統一後も復活することなく現在に至っているそう。
途中に三カ所のラックレール区間を設けて急坂を登ったこの鉄道路線は、現存していればさぞかし絶景が拝めたのではないかと察せられます。
その詳細については、このページに詳しく書かれており、とっても読みごたえがあったので、良かったらご一読を。
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如何にも旧共産圏風のあか抜けないキップ、料金は往復650円ほど。

ともあれ、この観光鉄道、ダラット市街地の東の外れにある瀟洒な造りのダラット駅から、隣のチャイマット駅との間約8kmを結び、時刻表上は1日5往復、但し乗客数が少なければ運転されない、という事前情報をネットで調べていたので、少し早起きして駅へ向かうと次は本日2本目、09:50分発の由。それでも今日は週末ということもあり観光客も多く、全便が運転される模様。
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ホームの反対側に静態保存された131(C12型)蒸機。河村市長、如何ですかな?

ホームに保存された131型蒸機…元を辿れば戦中に日本から輸出されたC12型タンク式蒸気機関車ですが、この保存車両、貨車を改造したカフェ、駅舎内の土産物屋などを眺めたりしながら待つうち程なく、本日1本目のDL1-2列車の2両の客車が小型のディーゼル機関車に引かれて戻ってきた。結構な下車客。
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折り返し09:50発となる、1本目の列車が戻ってきました。特等席の君は?

そして機関車を側線を使って機回しして前方に付け替え・・・かと思いきや、連結された2両の小型客車を押して推進運転で入線し、更にホームに停まっていた2両と連結し、今日のDL3-4列車はなんと4両の長編成での運行となりました。おおスゲエ。
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車内はこんな感じ。ベトナム人観光客の皆様、結構派手ですね。

その4両の客車も出発前にはほぼ満席。外国人(白人)がチラホラ、中国人、そして過半はベトナム人観光客と見受けられる。
汽笛一斉、ノンビリと走り出した列車内では検察と共に水のボトルが配られた。下町を縫って走り出した観光列車は、高原列車というには若干程遠いが、それでも街を抜けると左右の車窓にはすこし視界が開けた。
目につくのは温室。ここダラットは高原野菜や花の栽培で有名らしく、色々な種類の野菜や花が栽培されているのが見える。
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最後尾車両からの眺めは展望車。特等席ですね。

そんな中を30分ほどノンビリと走った列車は、終点チャイマットに到着。
こちらで折り返しまで30分ほどの休憩…の間に、乗客は近くのリンフオック寺(Chua Linh Phuoc)という派手ーなお寺にお参りしてくるのが定番。折角なのでこちらもお参りしますが、続々とバスで観光客がやってくるような有名観光地なのですね。意外でした。
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終点チャイマット駅に到着。さあお寺に出掛けます。

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