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2015年9月15日 (火)

ジャカルタLRT、ようやく工事開始。(その1)

またバックデートになってしまいますが、書かなければならない話なので記録の意味も込めて。

去る9日ジャカルタのLRTプロジェクトの起工式がジャカルタでジョコ・ウィドド大統領出席の下で行われ、工事が始まったそうです。
このジャカルタLRT、鉄道と呼べば良いのでしょうか、MRT地下鉄や通常型の鉄道に比べ、簡易な規格で安く(そして早く)建設出来るものということで、以前から数度に亘り取り沙汰されて(そして一度は着工までして)いて、結局潰れてしまったモノレール計画に替わる市内外郭域の中量交通手段として建設されることが決まったもので、去る2日に本件建設にかかる大統領令(2015年第98号、99号)が公布され、正式な工事がこの度開始されたものです。  
この大統領令によると、建設を予定している路線の全体像としては、スカルノ=ハッタ国際空港から空港高速沿いに市内に向かい、ジャカルタ市内南部のスナヤン、クニンガン付近を周回の上、チャワン、ハリム空港を経て西ジャワ州のブカシ東までの東西路線と、途中チャワンで分岐して南のボゴールまでの2路線。  
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今回建設が開始された第一期期区間(出典:政府運輸通信省)

その第一期工事区間として、市内の最早新たな中心部となりつつあるドゥク・アタスからクニンガンとチャワンを経てブカシ東までと、チャワンから南のチブブールまでの区間が優先的に工事されることになっている由。
これらのルートはいずれも極力、既存の高速道路やその他の主要道路上に(中央分離帯に橋脚を立てた高架路線として)建設することにより、用地買収(にかかる経費と手間)を極力避けるようになっていることが一つ特徴として挙げられるでしょう。  

今回本件プロジェクトの建設を担うのは、国営建設会社アディ・カルヤ社。
今後ジャカルタ・アジア大会開催の2018年迄の完工・運行開始を目指すという。その他、高速道路会社JasaMargaや電話会社Telkom、お馴染みの鉄道車両会社INKAなどの名前が並ぶプレゼン資料によると、6両編成916人定員又は4両編成598人定員の車両を用い、ピーク時6分間隔、閑散時15分間隔で運転、朝05:30~夜23:30迄運行を行い、第一期開業時には一日あたり約19万人、想定区間全線の開業時には約82万人の旅客需要が期待されるとのこと。  

なお、その後のLRT路線の延伸計画については以下のとおりとジャカルタLRTコンソーシアムのサイトには書かれています。

LRT Jabodetabek(LRTジャボデタベック路線)
第一期
Cibubur及び Bekasi Timur - Cawang - Dukuh Atas (42.1 Km)
工事開始: 2015年9月9日
完工・運行開始予定: 2017年12月

第二期
Cibubur - Bogor Dukuh Atas - Palmerah - Senayan
工事開始: 2016年第2四半期
完工・運行開始予定: 2018年

第三期
Palmerah - Grogol
完工・運行開始予定 : 2019年

LRTジャカルタ市内路線(LRT Dalam Kota Jakarta)
Koridor 1. Kebayoran Lama - Kelapa Gading (21.6 Km)
Koridor 7. Cempaka Putih - Ancol (10 Km)
工事開始: Akhir 2015年末
完工・運行開始予定 : 2018年

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