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2015年9月16日 (水)

ジャカルタLRT、ようやく工事開始。(その2)

さてこのLRTの続き、
運行に用いられる車両の方ですが、こちらは投資母体の一であるINKA社が当然これを行うわけで(これは民間コンソーシアムで公営事業ではないんで、公開競争入札が必要とされていないわけですね)、15日付の全国紙「KOMPAS」に、予定されている車両の仕様が紹介されていました。

LRT、LRTと言う言葉だけ新聞やニュースではよく聞いていたのですが、どのような規格のものなのかはさっぱりどちらの報道も伝えてくれない・・・ひょっとしたらインドネシア側もあまり考えてなかったのかもしれないですが、LRTといってもマニラの1号線のように市内電車型の車両が高架線をかっ飛ばすようなもの、「ゆりかもめ」のような新交通システム、バンコクの高架鉄道のように殆ど通常の電車と替わらないようなものまで、更に最近では瀋陽や天津のフランス製LRTみたいな一部区間では集電装置無しで走る蓄電池式の(スーパーキャパシタとかいうそうですね)専用軌道型路面電車まで様々あるわけですよね。まさか路面を走る(スラバヤのトラムみたいなものを)今更新設するとは思っていませんでしたが。
Lrtdsc_0608
「KOMPAS」紙に掲載されたLRT車両の紹介記事。やっとイメージが湧いた、かな。

その記事によると今回このジャカルタLRTに導入される車両は、
先頭車16.97m、中間車16.84mの両開き3扉、車体幅2.65m、全高3.6m、軌間1,067mm幅。先頭車定員着座26+立席102名、中間車定員着座23+立席118名とのこと、あれ、昨日の記事とは計算が合わないな。
直流750V(記事内には1,500Vとの記述もありますが、こちらが正しいでしょう。集電方式は不明なるも、パンタグラフが描かれていないところ、第三軌条集電方式と思われます。)で動力は120kWのモーター8機で960kW。どこから走り装置を持ってくるのでしょうね。
設計最高速度は時速70km/hだが、通常は30km/h程度で運行されるとのこと。

私は技術的専門家ではないので、この規格が世界標準に照らしてどうだとかいうことを論じられませんが、お詳しい皆さまからご覧になって如何でしょう。
今後このLRT路線で必要な車両をINKAが全て製造すれば、そしてメンテナンスまで出来れば、同社の電車製造キャパシティの向上を証明することに資するのは間違いないですし、将来はKRL(一応既にあるか)そしてMRTの車両までも作れるようになるかもしれませんね。

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