鉄道模型計画 小型レイアウト編 その5。 駅
次は駅です。オランダ時代にその骨格が敷かれたインドネシア鉄道では、当時の様子を今に伝えるいい雰囲気の駅舎が幾つも残っています。ジャカルタであればコタ、ボゴール、ジャティネガラ、マンガライ、タンジュン・プリオク、地方ではバンドゥン、チレボン、スマラン・タワン、ジョグジャ・トゥグ、そしてスラバヤ旧駅などなど。国鉄PT.KAIが写真集にしちゃうくらい。
とはいえ、これらの大型駅舎をモデルにしていては、それだけでスペースの半分くらいを占めてしまい、小型レイアウトにはそのまま持ち込むことは難しいところ。
ですので、今回は、待合室部分がオープン・スタイル、それにホーム側に少し出っ張った信号機室、ベンガラ色の瓦屋根をもったある種の典型的な地方の小駅(特定の駅に拘らず)をモデルに、幾つかの駅を訪問した時の写真を参考に、一つデータを描いてみました。
出来上がってきたのが↑こちら。
屋根を支える木材の柱や、扉の上の半円形の飾り窓、直射日光を避ける木製の鎧戸など、自惚れと言われるのを承知で言ってしまうと、なかなか上手い感じで表現出来てるんじゃないかな。
そしてちょいと色を塗ってみると更に雰囲気アップ!でしょうか♪(下の写真)
ところでこの瓦屋根なのですが、単純な造形の繰り返しで、データの描画自体はそれほど難しくないのですが、データ量が突然数倍に膨れ上がったのにはビックリ。そういうものなのですね。
一回で注文出来る(物理的な)サイズは、プリンターの造形スペースとの関係で上限があるのは知っていましたが、データ量についても縛りがあるとは知りませんでした。
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