« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »

2015年12月30日 (水)

謎の飛行機@バリ。

以前スラバヤ近郊で、古い飛行機を使って何かレジャー施設を作ろうとしているらしいという話を書いたことがありますが、この手の古い飛行機を客寄せに使うというのは一種の常套手段ではあるようで、スラバヤの南、マラン方面に向かう途中の「サイゴン・ウォーターパーク」なるウォーター・ボム(プール遊びがメインのテーマパーク)にも一機置かれているらしいです(未訪ですが)。(公式サイトには動画の一部にチラっと見える位ですが、こちらなど)

鉄道のないバリに汽車が置かれている・・・ホテルは泊まったばかりですが、他方で飛行機だってあったって不思議じゃないですよね。
デンパサール空港からバイパスを南のヌサドゥア方面に下った道の左手に、突然現れたのがこちらの飛行機。
B737dsc_0760
機種はB737-300型機らしいのですが、期待は真っ白でレジ番号も読み取れないので、素性は明らかではありません。周辺は鉄板で覆われており、年末ということもあってか、工事がされている気配はありませんでした。
さて今後どんな目的に使われていくことになるのでしょうね。

Dpsdsc_0763

ところでデンパサール空港、市街地に近いとまではいいませんが、バリ島の本土と南のヌサドゥア側に突き出た半島、というか島がくっついてしまったようなその付け根の、一番細くなっているところの西側にあります。滑走路は西側の海上に造成して伸び、東側は道1本分の余裕だけを残す程度のギリギリまで作られており、これ以上延伸する余地はありません。その東側を南北に走る幹線道路、これそんなわけで(海上高速道路が出来るまで)1本しかない南北連絡道路だったので、渋滞がかなり激しかったのですが、
そんなわけで滑走路の最東端すぐの部分に作られており、結構頻繁に離着陸する飛行機が、行き交うクルマのすぐ真上を飛び交って、結構迫力があります。
カリブ海のセントマーティン島とまではいきませんけどね。

夜は1時間遅れのLion Air、JT919でスラバヤ戻り。今回は往復ともLion Airだったな。やっぱり本数が多いとどうしても乗る機会は増えるか。
Jt919dpsdsc_0768

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月25日 (金)

念願の?クタ・ステーション(笑)

さあ、なんだか忙しくてバタバタしてて、新聞記事のフォローも出来てないまま、年末になってしまいました。
というわけで、今日は一足お先に仕事納め(28日まで営業日なのですが、上司と相談して有給をとらせて貰って)、冬休みをいただく ことにしました。
Jt922dsc_0670
今日のスラバヤ空港ではLion Airの60,70,90各号機導入記念塗装が見られましたが、こちらのフライトはフツーのB737-900ER機。

今日のフライトは、昨晩の拙宅でのクリスマス大騒ぎの後処理というか、胸やけが収まらぬまま、(わざわざ選んで乗りたくはないのだけれど、ちょうどいい時間帯のがこれしかなかったので) 10:15発のLion Air、JT922便デンパサール行き。
珍しく?昼間の便だし、荷物を預けているので慌てて降機する必要もないので、右側の窓側をチョイス。
最近噴火活動が活発化してマラン空港発着のフライトにも影響を与えているブロモ山が見えるかな…と思った のだけれど、生憎雲が立ち込めていて望めず。まあ雨季だしね…
Kutastasiundsc_0673
念願の(笑)クタ・ステーション・ホテル。インドネシア語風に「Stasiun」ではなく、英語の「Station」。機関車の素性は相変わらず不明。

デンパサール空港では、徒歩で空港外に出たところでメータータクシーを捕まえ、向かったのはクタの カルティカ・プラザ通りにある「Kuta Station Hotel」。 はい、以前にも書いたことがある奴ですが、お泊りしてみるのは初めて。こちらagodaなどのネット予約サイトで通常7千円ほどと、在住の友人曰く「全くコスパが伴っていない」 とのことだったのだけれど、このホテル価格が急騰している年末年始でも、ほぼ同じ価格だったので、 それではまあ一度は、ということで、泊まってみることにした次第。
Kutastasiundsc_0674_2
スタッフ君の制服。これだけ欲しいという声もあるようで(笑)

いざチェックインしようとすると、部屋が準備できてないからといって暫く待たされるし、部屋はとても簡素で確かに仰るとおりでしたが、まあここは話のタネに。 以前は、ホテルの正面に据え置かれた製糖工場から持ってきたと思しきナローの蒸気機関車と、従業員の制服(にプリントされたJabodetabekのエコノミ電車)がそれらしき雰囲気を醸しているだけ かと思ってましたが、一応部屋の鍵やクーポン券などにも諸々の関連標記が・・・  ホテル側も少しでも少しでもと頑張っているみたいですね(笑)

まあ、ホテルとしては、わざわざ選ぶほどのアドバンテージはないですね。
Kutastasiundsc_0678






| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月15日 (火)

スカルノ=ハッタ空港鉄道開業は2017年第一四半期?

今日15日付の全国紙「KOMPAS」には、ジャカルタ・スカルノ=ハッタ空港鉄道の建設工事現場を視察するジョコウィ大統領の写真。キャプションによれば、同行しているのはイグナシウス・ヨナン運輸大臣や同省のヘルマント鉄道総局長、エディ・スクモロ国鉄PT.KAI社長などいつもの面々。
151215dsc_0631
空港鉄道にCC201?な訳はないですが、空港付近の工事はここまで進んでいるんですね。上にはDAMRIの空港バスが見えます(ボディはLaksana社のLegaLightって私の好きな奴です。 )。

さて何の記事かと読んでみると、工事現場を視察した大統領は、この空港鉄道を2017年初頭に開業させることを目指すと発表した由。
この鉄道、タンゲラン線のバトゥ・チェペール駅と空港の間に新線を建設し、タンゲラン線・環状線を経由してマンガライ=空港間36.3kmを結ぶ空港特急電車を走らせる予定な訳ですが、新線を建設する上記区間約12kmに必要な鉄道用地のうち、空港公団アンカサ・プラや軍などが所有している“国有”地以外の私有地(総延長約6km分になるそうです)の買収がようやく目途がたち、来年2月8日頃には作業を終了する予定であるとのこと。

空港側のターミナル駅やマンガライ駅に隣接して設けられる市内側ターミナルは既に工事を開始しており、未着工区間について1年間で完成・営業運転にこぎつけるという若干野心的とも思えるスケジュール感ではありますが、土地さえ揃って、高架やトンネルといった大規模土木工事がなければ、この位で出来るのですかね。

このニュースが、ジャカルタの邦字紙「じゃかるた新聞」でも報じられていたのですが、こちらを読んでみると、「昨年開通した国内初の空港鉄道、北スマトラ州メダン〜クアラナム空港(38キロ)と同種の車両を使う。」のだそう。宇進製のディーゼルカーをですか? それはあり得ないでしょう。既にINKAが電車を製造することで落札しているわけですし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月13日 (日)

鉄道模型計画 小型レイアウト編 その20。 橋を架ける。

さてようやく終盤にかかりつつある、ショーティ専用インドネシア風A3小型レイアウト、これまでチラチラ写っていたりしつつも勿体ぶって引き延ばして来ていたのがこちら、まあ想像ついてると耳打ちしてくれた方もいらっしゃいますが、この駅と反対側のストレート部を大きく切り欠いたこちらには、橋を架けることにしています。
Hashidsc_0629
インドネシアの鉄道橋といえば、こちら↑ですよね、御覧のとおり。
で、わかって貰えるかな? ジャカルタとバンドゥンとを結ぶ本線上にある、最近では地球の歩き方にも掲載されたりして、インドネシア鉄道随一の撮影スポットでもある?チクバン鉄橋(Jembatan Cikubang)です。
本物は全長300m、高さ80mですから、Nスケール1/150にしたって長さ2m、高さ53cmの大鉄橋になってしまうわけですが(そう考えると、スケールモデルを作ってしまったバンドゥンのフローティング・マーケットの屋外鉄道模型はスゴイと思います。)、ここはショーティ専用の強み、雰囲気を何とか残しつつ、このレイアウトの短い直線区間に無理やりに詰め込んでしまうわけです。
Haship1180278
その結果がこちら↑。
橋のトラス橋脚はジオコレの送電鉄塔の一部、線路を支える橋桁部分は同じく鉄塔の上部…だけでは足りなかったので、同じ形態で3Dプリンターで作成、インドネシアに現存する古いオランダ時代からの鉄橋に共通の、特有の形をした桁下の湾曲した補強材についても3Dプリンター製です。
更に上から見るとその存在に気付く、保線員の避難所についても多少オーバーサイズ気味にしつつ3Dプリンターで作成してみました。
Haship1170972
長距離列車を渡らせてみると、少しは雰囲気上がるかな?

更に、トラス橋の両端の地上部からの線路との接続部分のコンクリート枠部分と、それを支える階段状になったコンクリート製橋脚も、3Dプリンター作成品です。

今こうやって真横からしげしげと眺めてみると、心持ち歪んでいるように見えなくもないのですが、その辺は気にしないでおいてあげてください。
Haship1180213
橋を渡り、そして列車は走って行きます…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月12日 (土)

中部ジャワ撮影行 その5。

さてまだ先週末の中部ジャワ旅行の続きが終わってなかったな。6日(日)です。
この日はジョグジャからジャカルタへ10時の飛行機で飛ぶ予定になっているのですが、一行は二手に分かれ、添乗員さんとメインのグループはお土産屋さん、残りのうち3名ほどのストイックな?鉄分の濃いチームが、少しくらい中部ジャワでも汽車に乗りたいと御所望されたので、ジョグジャカルタのトゥグ駅から空港駅ことマグウォ駅まで2駅間だけ列車に乗ってみることに。
Yogp1170772
冷房故障で「Prameks」扱いの「Sriwedari」KRDE編成が西のクトアルジョから到着。

この区間、「Prameks/Sriwedari」の改造KRDE車と、マディウンまで直通するKRDI車両の「Madiun Jaya」2往復、合わせて一日10本ほどの快速列車が運行されているのですが、結果から説明すると、前2者は「Prameks」に整理統合されていました。車両は黄色の非冷房の「Prameks」と、赤色の冷房付「Sriwedari」とで運賃も違っていたのですが、今回見かけた赤色編成の方は、冷房が故障して使えない状態のまま運用に入っており、黄色のKRDE車および、日本車輌製KRD-MCW302系列車と共通運用、運賃も安い非冷房車値段に統一されていました。
Yogp1170754
ジョグジャカルタ駅南口の予約センター内に設置された自動券売機。使ってみてはいないので、使い心地は??

そして、ジョグジャカルタ・トゥグ駅の乗り場は、上下線の間に設けられたトゥグ駅のメイン駅舎ではキップも販売せず、乗車も不可。
ここから南側の線路を挟んだ「南口」(ホテル・アバディの向かいあたり)からの乗車、乗車券もそちら側にある予約発券窓口でのみの販売となるということが前回からの大きな変更事項。そしてそんな話はどこにも掲示されていないし、国鉄PT.KAIのサイトにも載ってない。同社のTwitterは全部見てるわけじゃないけど、そちらにも公告はなかったんじゃないかな。
これでは、直前に駅に着いた旅行者など途方に暮れてしまいます。相変わらず、必要な情報提供がなってないのがこの国の鉄道(に限ったことじゃないんでしょうけど)。
Yogp1170800
マグウォ駅で撮り鉄・・・暫くの後現れた西行きのPrameksは、専用塗装で揃えられた日本製KRDの3両編成。
Yogp1170813
日本人テツ的には,やっぱり落ち着きますねー。このデザインは。

Yogp1170831
集合時間直前の最後は、スラバヤからのバンドゥン行き特急5列車「Argo Wilis」が定刻に現れ、撮り鉄組も満足。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月11日 (金)

鉄道模型計画 小型レイアウト編 その19。 線路端の店。

その17。で角の空きスペースにサトウキビ畑を作ったのは先日書きましたが、残る一か所の角のスペースをどうしようかな、ということで、こんなものを作ってみました。
インドネシアでよく見かける風景・・・といったらインドネシア人の方、特にPT.KAIの幹部の方々は気分を害するかもしれないですが、ジャカルタ鉄の皆様にとってはお馴染みの、というか、寧ろこれがあってこそのJABODETABEKだよね、という意見の方が強いかもしれない、ドゥリの線路市場(笑)。ドゥリだけではなく、一昔前までは他の所にも時々見られた、線路端に地元の人たちが勝手にブルーシートを広げて店を作ってしまっているのを表現してみました。
Misedsc_0612
XLとTelkomsel両社の看板を掲げた店なんかないって? そうかも。
中央のミゼットだかマツダK360だかの3輪乗合車、マンガブサール通りなんかで見る奴、これ、ベモでいいんでしたっけ? こちらはジオコレの改造です。Thanks to Tany san。

こういった店の中で一番多いのは、洋服だったり、野菜や果物なんかの生鮮食品だったりするので、粘土あたりを捏ねて作ってもいいのですが、一連の注文のついでに3Dプリンターで作成してみたものに着色、服はシャツだけでなくスラックスやワンピースなどを針金で吊るしてみたり。ブルーシートはコンビニの袋を切り取って青く塗っただけです。

更にて前には、カキリマと称する屋台と、木の板を打ち付けてトタンの屋根を乗せただけのキオス(キオスクですな)と称する簡易商店、こちらはちょっと立派過ぎたかもしれませんね。程よい草臥れ感を出すのはなかなか難しい。
正面には携帯電話会社の広告看板(建物横にも別の会社の広告塗装あり)を掲げ、店の内側には冷蔵庫と、カウンターにはクルプック(エビせん)何かを入れた缶と(冷えてない)飲み物を並べてみましたが、まあそれと判って貰うのは難しいサイズですね。
Mise151211055061
近づいて見てみると、住民が勝手に作った踏切を渡ったところで、カラフルな南国のフルーツや野菜を並べたり、Tシャツやワンピース、パンツなどを積み上げて売ってたり。

あとはここではまだ少ししか用意していませんが、今後、雰囲気を出すために人形が登場してきます。日本から、50体で何百円だったかやたら安い(恐らく中国製の)1/150の人形なのですが、これがまた全然、っぽくないんだな。
なんでだろうと考えてみましたが、原色を多用した服の色も兎も角、コートとかジャケットとか、インドネシア鉄道の空間にあまりいそうな服装の方々ではないんです、これが。
取り敢えず半袖だな、ということで肌色を調色して腕を半袖にしまくり、赤や緑の服を少し薄汚れた、と言ったら失礼か、アースカラーに近いシックな、落ち着いた色に塗り直してみたりと、若干眼鏡を外しての作業になりました。あー見にくい。
まあ、これだけやっても違い、わかんないだろうなー。
11shijop1180126
人をたくさん並べてみたら、少しは雰囲気出て来たかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月10日 (木)

タンジュン・プリオク線、運転再開!(12/17予定)

当地の友人らのFB上で急に出回りだしたこの情報、歓喜!といっては大袈裟でしょうか。

もう随分長い間運転休止となっていた、ジャカルタ市街地北部のタンジュン・プリオク=コタ間の電鉄路線がとうとう運行再開されることが決定し、運転開始日及び運転時刻がKCJから発表になった模様。
Jakktpk20151201jadwal
今回発表になったJAKK-TPK間の時刻表。3往復だけ⁉

このタンジュン・プリオク駅、ジャカルタ、ではなくバタヴィアの玄関口であったタンジュン・プリオク港の前に1914年に建設されたもので、この港・駅を通じて多くの人や荷物がジャワ島の各地に運ばれていくこととなりました。1925年には電化され、現在のJABODETABEK電鉄の元となる電車の運行が開始されましたが、2000年1月に旅客列車の運行を停止。コタ駅とを結んでいた電車の運行も停止されてしまいました。
2009年には駅全体のリノベーションが行われ、ジャワ島各地からの中長距離列車や近郊電車数本がこのターミナル駅に乗り入れたこともありましたが、その後2014年にはこれら列車はパサールスネン発着となり再度旅客扱いがなくなったまま現在に至っていました。
Tjpp1130881_2
中長距離列車数本と、2往復の電車が乗り入れていた2010年10月頃のタンジュン・プリオク駅の時刻表。

今回運行を再開するのは、12月17日から、ジャカルタ・コタ=カンプン・バンダン=アンチョール=タンジュン・プリオク間の約8.1kmの区間。うちコタ=カンプン・バンダン間は、これまでも折り返しのシャトル列車が運転されてきていましたが、こちらはカンプン・バンダン駅では環状線内回りホームの脇に発着していましたが、今回運行再開される列車は同駅で環状線を跨ぐ高架ホームに停車し、その後東に直進しアンチョール駅へ。この1駅間の区間は完全に15年ぶりの営業列車運行となりますね。
Wisataancor
アンチョール駅で出発を待つ「クレタ・ウィサタ・アンチョール」号、都営6000型電車(2007年8月)。手前の線路が今回使用再開される、TPK-JAKK間路線用。

この駅は一時期、駅近くのテーマパーク、アンチョール・ドリームランドへの乗換駅としてボゴールやブカシ等から環状線ラジャワリ経由での直通観光列車「Kereta Wisata Ancor」が運転されている時期もありましたが、以来久々の旅客営業再開になります。
そしてアンチョール駅を出た列車は更に北東の終点タンジュン・プリオク駅へ。

暫く前から新聞やネット上では、タンジュン・プリオク港の港湾労働者の足として今回の運転再開が待たれるといった記載が見られたのですが、今回発表になった時刻表を見てビックリ。再開当初に運転される列車は1日僅か3往復! しかも昼間の時間帯に集中し、とても出退勤に使えるダイヤではありません。
恐らくは暫く試験的に運行しながら様子を見て、線路も安定して安全が担保されたのを確認してから本数を増やしていくのではないかと思われますが、しかしナンボ支線よりも本数が少ないとは驚きました。過疎ローカル線並みですな。

そして、このコタ=カンプンバンダン間で運行?されていた非合法の下町トロッコも、終焉を迎えるわけで・・・
Tpk6000p1180947
タンジュン・プリオク駅に電車が帰ってきます・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 9日 (水)

パダン・ミナンカバウ空港鉄道現状。

今日の当地全国紙「KOMPAS」には見慣れぬ鉄道路線の話が一つ。

以前もチラッと書いたことがありましたが、西スマトラ州パダンのミナンカバウ空港とパダン市内とを結ぶ鉄道路線の建設現場の写真が掲載されていました。
この路線、パダンから海岸沿いに北西のパリアマンとを結んで運行されている既存の鉄道路線の途中ドゥク(Duku)駅から分離して西の空港までの3.9kmを結ぶ新路線。
Minangdsc_0584
パダン空港鉄道建設現場の現状を伝える新聞記事。

メダン・クアラナム空港鉄道の成功に気を良くしたのか、続いて建設されつつあるこの鉄道路線ですが、現時点での開業予定は来2016年7月の由。もうすぐじゃないですか。運行に用いられる車両は、例の導入後あっという間に故障離脱した、“レールバス”車両になると思われます。最近はソロ=ウォノギリ路線で比較的普通に運転されているみたいですが。
こちらの車両の信頼性もさることながら(駅に行ってみたら突然運行停止となってたりしたら、乗客としては困り果てますよね)、街から遠く高速道路も未完成で時間的に鉄道の対道路での優位性が高いメダン・クアラナム空港や、ジャカルタ・スカルノ=ハッタ空港鉄道と異なり、このパダン・ミナンカバウ空港の場合、パダン市内からの道路アクセスの乗降はそれほど深刻なものではないという違いがあります。

そのような状況下で、1編成(恐らくは)が1~2時間に1往復程度したところで、どの程度の乗客が見込めるのかわかりませんが、まあお手並み拝見と行きましょうか。
しかも航空写真を見てみるに、メダンと異なり、ターミナルビルとは結構離れたところに空港駅が建設中な模様で、大きな荷物を抱えてここまで歩かなきゃいかんというのは、集客面でもちょっと致命的かもしれません。
1512minangap
空港駅(中上)とターミナルビル(左下)との間、結構ありますよね…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 8日 (火)

中部ジャワ撮影行 その4。

アンバラワから今晩の宿ジョグジャに向かう帰路、寄り道したのはクラテンの市街地南西方にある製糖工場PG.Gondang。
昨夕線路端からの帰り道に立ち寄った際、以前日本に研修生で行っていたことがあるという若いスタッフ氏が、「蒸機は可動なので、明日であればチャーターできますよ」というので、一同これに飛びついた次第。
Gonp1170479
盛大に煙を上げて、蒸機が走りだしました・・・

今はオフシーズン、週末だけ副業でやっている遊園施設も本来であれば17時には閉めて帰ってしまうのだけれど、こちらはアンバラワでのチャーターの遅れから若干長引き、ゴンダン製糖工場についたのはもう16時半を過ぎてしまっていた。
それでも途中車内から何回か電話して「ちょっと待ってー」とお願いしていたこともあり、ちょうどいい時間帯になろうとしていた、というのが一行の本音。それは後述。
Gonp1170494
工場の正門前を出て、
国道脇の併用軌道?へ。
Gonp1170518
早速待ち侘びたスタッフ氏に連れられて工場内の車庫に向かうと、なんとまあハッキリと言ってしまえば結構ボロボロの、あちこち配管から噴き出した跡などがボイラーの周辺に残るかなり痛々しい姿のこちらの機関車、1931年製O&K製の… 車番書いてないですね。
このD型機が、出発を待ち構えていました。

おお、ここに来るのも何回目だろうか(前回はこちら)、ようやくこの機関車の動く姿を目にすることが出来ました。拙著にが未乗車ながら、と注書きつきで書いたこのゴンダンですが、嘘つきにならなくて良かったです。

因みにこのチャーター、2時間で200万ルピアだそうです。単純なエンドレスだけで、フィールドには出ないので、絵的には今一つではありますが。
Gonp1170560
今年のSLチャーターは5回目の由。普段の週末はDLだけだそう。
放し飼いの鶏さんたちを驚かせてゴメンなさい。

Gonp1170633
サトウキビ輸送用のローリーのヤード前を通過。工場の稼働は10月末までだったそうです。

Gonp1170729
陽もとっぷりと暮れたいい時間帯なので、火花を上げて貰いました(Percikanというそうです)。が、ちょっと今一つ物足りない、ですかね・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 7日 (月)

JABODETABEKで踏切事故発生。

今週はいろいろ忙しく、大ニュースなのですが、最早速報性のかけらもない、事実関係メモ になってしまいましたが、記録ということで書いておきます。

昨6日朝、ジャカルタのJABODETABEK電鉄環状線、アンケ駅北東側の踏切で、遮断機が閉まりかけている中で無理な横断を試みた(恐らくは反対側車線から)MetroMini と称する小型バス(青とオレンジの奴です)(ジュバタン・リマ=カリデレス間を結ぶ80番路線)が、ジャティネガラ発ボゴール行きの第1582列車、元横浜線の205系8両編成電車 と衝突事故を起こしました。バスが踏切に入った時点で既に約50m手前に迫っていた電車は停車できずこのバスと衝突した後、そのまま約200m引きずってようやく停車した由。
この事故でバスの乗客24名中、18名が犠牲になるという大事故になってしまいました。電車側はスカート部が大きく損傷したものの、人的損害は出なかった模様。
151207koranberitadsc_0577duri
この事故をトップニュースで伝える今朝の新聞各紙。

閉まりかけた踏切に突入したということで、バス側に一方的に非があるのは間違いないでしょうが、たまたま乗り合わせた乗客としてはたまったものじゃないでしょう。
この遠因としては、当地のバス運行システムに根本的問題があるのではないかと考えるところ があります。当地のバスは、企業体としてのバス会社が運行する我々にとって普通に馴染んでいるものと(主に大型バス)は別に、市内バスの多くにおいて、路線運行権を持ち車両を所有するオーナーから、運転士と車掌が 毎日幾らかを支払って車両を借りて当該路線のバスを運行、売上金(運賃収入)の中から ガソリン代と、オーナーへの車両レンタル費用を支払う(残りが運転士と車掌の手取り収入となる )という形態のものが多く見られます。
これは即ち乗客の多寡が彼らの収入に直結するわけで、例えば企業の終業、学校の終了時間等、多くの乗客が拾える時間帯にはそういった場所の付近に多くの車両が固まって客待ちしたり(その付近で渋滞を作り出すという弊害も)法定定員数を越えて多くの客を乗せたり、少しでも多く往復運行するために無茶な追い越しをしたりといった心理状態に運転士らがなっても不思議ではない部分があります。そのような無茶な、多くの場合道路交通法違反などを含めた不法行為を正当化できるものではありませんが、こういった問題が起こる根本原因としての、“途上国型”のバス運行システム全体を見直す時期に来ているのではないかと思われます。

この事故を受けてアホック・ジャカルタ州知事は、関連メトロミニ路線車両1,600台の運行免許を凍結したとのこと。ただこれは、老朽化した車両が危険であるという理由であり、こういった運行システムそのものに手を入れるといった話ではないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 6日 (日)

中部ジャワ撮影行 その3。

土曜日、ソロ市内のホテルを早朝に出発し、目指すは北のアンバラワ。

今日は北のアンバラワで蒸気機関車をチャーターしてのフォトランの予定。
このアンバラワ鉄道博物館の動態保存鉄道、現在は西のラックレール区間、ベドノ方面の路線が線路状態不良ということで運行できず、東のトゥンタン方面行き のみのチャーターになってしまっていますが、今回は過去何回か乗車済みのラックレール区間用のB25ではなくて、筆者的にはお初のテンダー機B5112号機の方の チャーターだというので、これは楽しみ。
Ambp1160967
インドネシア初のDLたる記念機CC200-15号機もとうとう殿堂入りしていたアンバラワ鉄道博物館。

事前に散々打ち合わせをしていたはずなのだけれど、停車位置が上手く伝わっていなかったり、週末ということもあって前のグループが遅れに遅れて我々のチャーター列車も出発が遅れ、博物館内の静態保存機をゆっくり眺めたり、駅前を走っていたアンコッをチャーターしてロケハンを行う時間もあったりするうちに、空模様が怪しくなって来て小雨がパラつく不安な状況下での出発となってしまいました。
Amb_dd55_3468223033164762091_n
旧神奈川臨海のDD55は、展示ではなく、トゥンタン=クドゥンジャティ間の路線復旧作業に投入されるという話。

それでも最終手段?キャブに乗り込んで機関士らに停止場所を指示、参加者の皆さんが スタンバイした後に機関車を走らせ、目の前を通り過ぎた後に停止して我々をピックアップ、 次の撮影ポイントに向かうという、所謂正統派のフォトランパスに応じてくれたのは何より。 間に入った地元の旅行会社がケチったためか、機関車+1両という少々寂しい編成でしたが、 それでも限られた条件下で皆さん大変満足な撮影が出来たようで何よりでした。       
Ambp1170106_2
写真家先生を真似して「ゆる鉄」っぽい写真を撮ってみようとしますが、全然ダメですね。

Ambp1170129
さ、キャブに乗り込んで、チャーターランに出発です。

Ambp1170174
最初のフォトランパス地点で。私が撮ると、こんなもん。
写真家先生が撮ると、
こんないい感じになるんですね。

Ambp1170231
いい感じにかわいい煙が出てますが、如何せん曇り空…

Ambp1170283
この辺は、もうセンスの違いなんでしょうね。素人の素人たる所以で。

Ambp1170301

Ambp1170326

Ambp1170429_2
最後は、線路をまたぐバイパスの上から折り返しを撮って、おしまい。でも、あぁ楽しかった♪ 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 5日 (土)

中部ジャワ撮影行 その2。

さて市内モールの中華レストランで昼食の後、ジョグジャ方面に30分ほど移動した踏切端で、今度は国鉄の一般列車の撮影。予めロケハンしなくても、今はGoogle earthの航空写真で予めあたりをつけられるから便利だと参加者の皆さん。
Klatenp1160870
今にも降り出しそうな曇り空をついて、東行きのジョグジャ=ソロ間を結ぶ都市間快速「Sriwedari」がやって来た。
西からやって来た逆向き運転の先頭に立つのはCC204初期車。これは「Malioboro Ekspres」かな?
Klatenp1160932
北西にメラピ火山が望めるのではないか?ということで選んだのですが、残念ながら今は雨季、今すぐにでも降り出しそうな曇り空ではありましたが、ここは複線区間(円借款でですよ!)で一時間弱ほどの間に、上下合わせて7本ほどの長距離客レや都市間快速ディーゼルカーが次々。
他方で 写真家先生は今度は近くにいた小学生グループを捕まえて一躍アイドルになっておられました。言葉も通じない中でこのコミュニケーション力は、素晴らしいですね。

Klatenp1160856
そして写真家先生はこんなアングルでの写真を撮っておられました。これは西行きの準急「Bengawan」。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 4日 (金)

中部ジャワ撮影行 その1。

今日は忙しい中、有給をもらって朝イチ6時発のWings Air, IW1914便でソロへ。
ホントは昨晩仕事終えてから19時の便で飛ぶ筈だったんだけれど、急な夜会食が入ってキャンセル、Lion Airはサブクラスにもよるけど、72時間を切ってのキャンセル料は90%の由、なんだ殆ど戻ってきやしないじゃないか。
仕事だから仕方がないとはいえ、むーん…。(>_<)
Solop1160646
ソロ・プルウォサリ駅を出て併用軌道に入る前、ちょっとだけの専用軌道区間のSカーブを走る。
汽車の音を聞いて、近くの子供たちが出て来ました。
Solop1160669


ともあれ、ソロ空港からのDamrlの空港バスをプルウォサリ駅で下ろして貰って東京からのグループを待ち受け。
今日はここソロのプルウォサリ-ソロコタ間の併用軌道を走る"ジャラダラ"ことC1218号蒸気機関車列車をチャーターしての撮影大会、所謂フォトランパスを行うということで、下見ロケハンして、どこで撮って、クルマでどう先回りするか等、ロジ的だなぁ(笑) 久しぶりに楽しみました。
今回のツアーのリーダーは、鉄道写真家の中井精也氏。ゆる鉄と称した、ガチではないノンビリとした作風が特徴。今回も早速道端でスナックを楽しむ女子高生グループに声をかけて、被写体に入って貰ってました。
Solop1160721
中井先生風のゆる鉄写真はこのように撮られるのですね。

Solop1160785
ソロ・コタ駅手前でも少しだけ専用軌道区間を走ります。殆ど生活道路となってますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 2日 (水)

鉄道模型計画 小型レイアウト編 その18。 ホームの階段。

インドネシア鉄道、特に地方の駅は低床ホームが多く、客車側にステップがあるとはいえ、お年寄りの方や女性などの乗降が容易ではないケースがあります。大した費用ではないのですから、ホームの嵩上げをしても良い時期だとは思うのですが、駅によっては低いホームの隅の直上まで車両が乗り入れて来るようなケースもあり、遅々として進んでいません。
ジャカルタ近郊JABODETABEK電鉄線区間ですら、ホームの高さが電車レベルまで嵩上げされていない駅が時折見られ(マンガライ駅の駅本屋側なんかその筆頭ですよね)るわけです。

そんな中、当面の解決策として、鉄骨を組んで作った簡易ステップを設けて旅客の乗降の用に足している駅が見られます。列車の方がキチンとした停止位置に停まる訳ではないので、列車停車時点では乗降ドアの前にちょうどこのステップが来ておらず、駅のスタッフが慌てて移動させたりする姿も見られたりします。
Stadsc_04851
ホームの上に置かれている長短2種のオレンジ色のステップ、わかります?

そんなわけで、そのホーム上の簡易ステップを作ってみました。もうすっかりお馴染みの3Dプリンターで作成し、上述のマンガライ駅やその多くがオレンジ色に塗られているので、それに合わせてみました。長い方は一両当たりの扉の多い電車対応用、幅1m弱と短い方は、長距離列車の車端部のドアに合わせたサイズとしています。実際のところは、この双方のサイズが置かれてるケースは多くないかもしれませんね。このミニレイアウトでは、電車区間の終点・ここから先は列車区間という端境にある駅(ブカシ、マジャ(近い将来のランカスビトゥン)あたりを念頭に置いていますので、その双方が併存しているということでご理解を。
Stepdsc_0430
マンガライ駅のステップ。電車区間ですが、長いのと短いの、両方見えますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年12月 1日 (火)

鉄道模型計画 小型レイアウト編 その17。 砂糖キビ畑。

エンドレス・レイアウトを長方形のベースの上に作ると、必ず四隅に空間が出来ます。
今回はA3サイズのベース上に、R103スーパーミニカーブレールと交換駅を設けたわけですが、ではその四隅のサイズは何㎡になるでしょうか。
…という問題ではなく、その空間をどうやって活用するかという問題が出て来る訳です。
既に書いて来ているとおり、一カ所はトンネルの一部、もう一カ所は踏切と道路を作りました。あと二カ所… のうち一カ所は、こんな感じにしてみました。

これはちょっと何か…ちょっと難題かな。自分で見てみても「あー!」とすんなり入って来ないというか、似ても似つかぬとまでは言わないまでも、言われないとわからないかなー。
実際にもこんな幹線線路のすぐ脇まで迫って来てるところがそうそうある訳じゃないしね。
Pgdsc_0439
写真上側の線路が仮敷設状態なのはご容赦ください。既にちゃんと接続されました。

そうです。このブログでもシーズンになると現れてくる、製糖工場のフィールド、即ちサトウキビ畑を作ってみました。材料はウッドランド・シーニックスの「Field Grass Harbest Gold」なる製品。これを適当な高さで切って板の上に並べて、また適当な高さのところに木工用ボンドを薄めて流して固めたものを、畑状に畝を作ったところに植え付けてみました。

こちらは、東京巣鴨の「さかつう」さんのスタッフの方にアドバイスをいただきました。鉄道模型店に行くと、一見客が入って行ってもあまり相手にされなかったり、常連客が店の人と話し込んでいたりして、質問するのすら憚られるような雰囲気の店が多い中、このお店の方は、こちらが不快にならないように上手く話しかけて、どういった情景を作りたいか相談に乗ってくれる、なかなか良い雰囲気のお店で気に入りました。あまり儲からない客ではありますが、次回帰国時にはまた立ち寄ってみようかな。
Pgdsc_0442
本線と近過ぎますかね。ジャティバラン辺りはPG.が線路脇にあったんで、こんな場所もあったかもしれないですよね。

ま、そんなわけで、線路の両側にサトウキビを生やして、一部は刈り取られて、キチンと積み込まれなかったものが散乱している状態。それをナロー6.5mm幅のフレキシブルレールを本線の脇に敷き、これを製糖工場に運ぶローリーをお馴染みの3Dプリンターで作ってみました。車輪はZゲージのものを使用。
1両は積み込み済み、もう1両はこれからという状態。これを牽引するのは、Nナローの蒸気機関車…ではなくて、ここは水牛さんを持ってきました。ん?水牛にしては角がないですか? はい実はNサイズの水牛なんか売ってないので、取り敢えずはトミーテック・ジオコレのザ・動物「牛」を置いております。将来的に何らかの方法で角を生やしたいと思っています。
9satoukibidsc_0630
キューバ辺りだったら、あり得た風景かもしれないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »