« パダン・ミナンカバウ空港鉄道現状。 | トップページ | 鉄道模型計画 小型レイアウト編 その19。 線路端の店。 »

2015年12月10日 (木)

タンジュン・プリオク線、運転再開!(12/17予定)

当地の友人らのFB上で急に出回りだしたこの情報、歓喜!といっては大袈裟でしょうか。

もう随分長い間運転休止となっていた、ジャカルタ市街地北部のタンジュン・プリオク=コタ間の電鉄路線がとうとう運行再開されることが決定し、運転開始日及び運転時刻がKCJから発表になった模様。
Jakktpk20151201jadwal
今回発表になったJAKK-TPK間の時刻表。3往復だけ⁉

このタンジュン・プリオク駅、ジャカルタ、ではなくバタヴィアの玄関口であったタンジュン・プリオク港の前に1914年に建設されたもので、この港・駅を通じて多くの人や荷物がジャワ島の各地に運ばれていくこととなりました。1925年には電化され、現在のJABODETABEK電鉄の元となる電車の運行が開始されましたが、2000年1月に旅客列車の運行を停止。コタ駅とを結んでいた電車の運行も停止されてしまいました。
2009年には駅全体のリノベーションが行われ、ジャワ島各地からの中長距離列車や近郊電車数本がこのターミナル駅に乗り入れたこともありましたが、その後2014年にはこれら列車はパサールスネン発着となり再度旅客扱いがなくなったまま現在に至っていました。
Tjpp1130881_2
中長距離列車数本と、2往復の電車が乗り入れていた2010年10月頃のタンジュン・プリオク駅の時刻表。

今回運行を再開するのは、12月17日から、ジャカルタ・コタ=カンプン・バンダン=アンチョール=タンジュン・プリオク間の約8.1kmの区間。うちコタ=カンプン・バンダン間は、これまでも折り返しのシャトル列車が運転されてきていましたが、こちらはカンプン・バンダン駅では環状線内回りホームの脇に発着していましたが、今回運行再開される列車は同駅で環状線を跨ぐ高架ホームに停車し、その後東に直進しアンチョール駅へ。この1駅間の区間は完全に15年ぶりの営業列車運行となりますね。
Wisataancor
アンチョール駅で出発を待つ「クレタ・ウィサタ・アンチョール」号、都営6000型電車(2007年8月)。手前の線路が今回使用再開される、TPK-JAKK間路線用。

この駅は一時期、駅近くのテーマパーク、アンチョール・ドリームランドへの乗換駅としてボゴールやブカシ等から環状線ラジャワリ経由での直通観光列車「Kereta Wisata Ancor」が運転されている時期もありましたが、以来久々の旅客営業再開になります。
そしてアンチョール駅を出た列車は更に北東の終点タンジュン・プリオク駅へ。

暫く前から新聞やネット上では、タンジュン・プリオク港の港湾労働者の足として今回の運転再開が待たれるといった記載が見られたのですが、今回発表になった時刻表を見てビックリ。再開当初に運転される列車は1日僅か3往復! しかも昼間の時間帯に集中し、とても出退勤に使えるダイヤではありません。
恐らくは暫く試験的に運行しながら様子を見て、線路も安定して安全が担保されたのを確認してから本数を増やしていくのではないかと思われますが、しかしナンボ支線よりも本数が少ないとは驚きました。過疎ローカル線並みですな。

そして、このコタ=カンプンバンダン間で運行?されていた非合法の下町トロッコも、終焉を迎えるわけで・・・
Tpk6000p1180947
タンジュン・プリオク駅に電車が帰ってきます・・・

|

« パダン・ミナンカバウ空港鉄道現状。 | トップページ | 鉄道模型計画 小型レイアウト編 その19。 線路端の店。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/62858348

この記事へのトラックバック一覧です: タンジュン・プリオク線、運転再開!(12/17予定):

« パダン・ミナンカバウ空港鉄道現状。 | トップページ | 鉄道模型計画 小型レイアウト編 その19。 線路端の店。 »