鉄道模型計画 小型レイアウト編 その20。 橋を架ける。
さてようやく終盤にかかりつつある、ショーティ専用インドネシア風A3小型レイアウト、これまでチラチラ写っていたりしつつも勿体ぶって引き延ばして来ていたのがこちら、まあ想像ついてると耳打ちしてくれた方もいらっしゃいますが、この駅と反対側のストレート部を大きく切り欠いたこちらには、橋を架けることにしています。
インドネシアの鉄道橋といえば、こちら↑ですよね、御覧のとおり。
で、わかって貰えるかな? ジャカルタとバンドゥンとを結ぶ本線上にある、最近では地球の歩き方にも掲載されたりして、インドネシア鉄道随一の撮影スポットでもある?チクバン鉄橋(Jembatan Cikubang)です。
本物は全長300m、高さ80mですから、Nスケール1/150にしたって長さ2m、高さ53cmの大鉄橋になってしまうわけですが(そう考えると、スケールモデルを作ってしまったバンドゥンのフローティング・マーケットの屋外鉄道模型はスゴイと思います。)、ここはショーティ専用の強み、雰囲気を何とか残しつつ、このレイアウトの短い直線区間に無理やりに詰め込んでしまうわけです。
その結果がこちら↑。
橋のトラス橋脚はジオコレの送電鉄塔の一部、線路を支える橋桁部分は同じく鉄塔の上部…だけでは足りなかったので、同じ形態で3Dプリンターで作成、インドネシアに現存する古いオランダ時代からの鉄橋に共通の、特有の形をした桁下の湾曲した補強材についても3Dプリンター製です。
更に上から見るとその存在に気付く、保線員の避難所についても多少オーバーサイズ気味にしつつ3Dプリンターで作成してみました。
長距離列車を渡らせてみると、少しは雰囲気上がるかな?
更に、トラス橋の両端の地上部からの線路との接続部分のコンクリート枠部分と、それを支える階段状になったコンクリート製橋脚も、3Dプリンター作成品です。
今こうやって真横からしげしげと眺めてみると、心持ち歪んでいるように見えなくもないのですが、その辺は気にしないでおいてあげてください。
橋を渡り、そして列車は走って行きます…
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