そして今日も世界一危ない飛行機に乗る。
報道によれば、航空会社の格付けランキングの一つとでも言えばいいでしょうか、 Safety Ratings即ち安全格付けが http://www.airlineratings.com/ から発表され、一部で話題になっているようです。
というのも、この各航空会社の“安全度”を7つ星から1つ星までにレイティングしたランキングにおいて、 最下位の1つ星をつけられてしまった航空会社の殆どがこのインドネシアの航空会社だったからなんですね。 その不名誉な最下位にランクインしたのは、
バティックエア/インドネシア ★
シティリンク/インドネシア ★
カルスター航空/インドネシア ★
ライオンエア/インドネシア ★
スリウィジャヤ航空及びナム・エア/インドネシア ★
トランス・ヌサ/インドネシア ★
ウィングス・エア/インドネシア ★
エクスプレス・エア/インドネシア ★
…ガルーダ以外、ほぼ全社やないか (;´Д`)
Sriwijaya Airと子会社のNam Airが統合されている一方、Lion Air系列のBatik AirとWingsが別会社扱いになっていたりとよくわからないのですが、 ともかくこれらの我々が日常的に使っている各社が、
PNGエア/パプアニューギニア ★★
アリアナ・アフガン航空/アフガニスタン ★★
ブルーウイング航空/スリナム ★★
ダーロ航空/ジプチ ★★
カーム航空/アフガニスタン ★★
といった各社より下の位置づけって、ちょっとどうですかね。
Lion Air系列各社なんか、所有機ほぼ全機“新車”導入ですよ。東亜国内航空wあたりの中古機を
使っているアリアナあたりより下ですか!?(流石にB707とかB727とか使ってるイランの国内線航空会社などは、調査対象に入ってないようですが)
Citilinkだって、まだ死亡事故起こしたこともないですよ?
この一枚の写真の中に、世界で最も危険な航空会社4社の機体がw
これは幾つかの基準… すなわちEU乗り入れを認められているかとか、FAAがどうみているか、IATAがお墨付きを与えているか、そういった基準に基づいて機械的に採点してレイティングしているためでして、それらの中には過去10年間に死亡事故を起こしているかどうか、なんてのが入っているのですが、例えばICAOが国としての格付けをしている部分を採点項目として取り上げているため、ICAOが国としてダメ出しをしている
タイの各社は(社としてどういう運営をしていようとも)自動的に減点になっているとか、
死亡事故の項目などは「テロ、パイロットの自殺、ハイジャック」などは減点対象とならないため、先般副操縦士が“墜落自殺事件”を起こしたジャーマン・ウィングスなどは減点されず高位にランクされているとか、まあ、これでいいの?と思う部分は幾つもある訳ではありますが。
ともあれ、インドネシアの航空会社、毎年何回も墜落事故・オーバーラン事故など起こしてますから、安全とは言い難いのでしょうね、比較の問題として。
そんな今日も、世界で最も危険な航空会社の一つが運行する、週末のジャカルタ行きのチケットを買ってきたりしてます。
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コメント
ええええ!?大丈夫ですかねそんなのに乗って。
追記
生きてますか〜?ふふふ。
投稿: | 2022年3月 8日 (火) 14時03分