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2016年1月14日 (木)

ジャカルタで爆弾テロ発生!

既に各種報道や大使館からの在留邦人向けメールなどで流れていますが、本日昼前、ジャカルタ中心部、サリナデパート前の交差点で複数回の爆発があり、複数の死者が出ているようです。(一部報道にあった複数の場所での同時多発的な爆発というのは、誤報のようです。)

それら報道によると、現在までの所犠牲者は爆破実行犯と通行人など7名で、外国人も含まれているとのこと。警察当局の公式発表はまだのようで、各種の情報がSNSを含めて錯綜していますが、現地在住の方、滞在中の旅行者の方におかれては、事件現場に興味本意で近づくことは勿論、外国人の大勢集まる場所、盛り場への出入りは出来る限り控えることが望ましいと思います。

また、現場では複数回の爆発があったそうですが、警察の施設に加え、スタバの駐車場が現場の1つだったという報道もあり、米系資本・フランチャイズがターゲットであった可能性もあります。
かつてインドネシアでは、2002年・2005年に爆弾テロ事件が起き、2002年の事件の際には現場となったディスコなどで200人以上の 犠牲者が出ましたし、2003年、04年、09年にはジャカルタでの爆弾テロ事件が発生しており、多くの犠牲者が出ています。
これらの事件に関しては、米国の対イラク戦争に対する過激派ムスリムの反感の高まりが原因とされ、欧米人観光客(犠牲者の多くは豪州人でしたが)の多いバリや、ジャカルタの米国系ホテルがターゲットとなり、国内のイスラム過激派「ジェマ・イスラミア(JI)」の幹部が逮捕 されるなどしています。
その後、インドネシア政府・警察がこのような国内のイスラム過激派組織の取り締まりを強化したため、このようなグループは弱体化 して大規模テロの実行能力を失い、局地的な警察に対する攻撃を行う程度となり現在に至って来ているというのが一般的な認識 となりつつありましたが、今回の爆弾テロ事件は(そういったグループによる犯行だとは確認されていませんが)、国内に未だ小規模ながら爆弾を製造し、秘密裏に運び、都心のど真ん中で爆発させられるだけの組織力・行動力を持ったグループが存在していることを証明したわけです。ISと称するグループとの関係については現在までのところ明らかになっていません。
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サリナ前の写真が見つからなかったのですが、この写真で言えば奥の歩道橋のあたりが今回の事件現場になります。

最近では、昨年年末近くなって発生したパリでの多発テロ、そして先日のトルコにおける事件など、一般の在留邦人が巻き込まれても おかしくないような事案が立て続けに発生していますし、そしてインドネシアなど幾つかの国に存在する日本の在外公館をISが攻撃対象としてネット上で宣言され、現地では日本人が拘束され殺害されるなど、在外在留/旅行中の日本人としても、いつわが身に危険が及んでもおかしくない状況にあることを改めて再認識させられました。

今般も事件直後に大使館から在留邦人・「たびレジ」登録の日本人一時滞在者に対して注意喚起メールが発出されていますが、こういった事案に対しては、注意を喚起されたところで、何を注意していいかわからない、出来ない、というのが正直なところかも しれません。
街を歩いていたら突然傍に爆弾が投げ込まれることだってあり得るかもしれないわけですし。いずれにしても、今後暫くジャカルタ市内では厳戒態勢が取られることでしょう。本ブログ読者?の方の中にはジャカルタを往訪される 方も多いと察しますが、線路端での爆弾事件の可能性は高くはないとは思いますが、十分注意されてください(としか言いようがないもの・・・)。

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