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2016年3月12日 (土)

今年の新車だそうです。

一時帰国中のバックデート記事で恐縮です。

11日付の当地紙「Jawa Pos(30面)」によれば、国営鉄道車両製造会社INKAの今年の新車が従来とは異なる新車となったという記事がありましたので、御紹介しておきます。

「最新の車両、更に快適に」との表題で始まったこの記事、当地スラバヤ地域を管轄する第8鉄道管理局(DAOP8)の発表事項として、INKAが製造した“次世代(Generasi baru)”車両が到着したとのこと。曰く、この車両は、飛行機に乗っているような乗り心地であり、所要時間も短くなるが、運賃は逆に安くなることが期待される由。というのも、現在走行試験等を行っているところであるが、ウォノクロモ(スラバヤ市内)=マディウン間では最高速度120km/h、より線形の良い複線の北本線であれば最高時速150km/hまで出せる設計になっているとのこと。
現在インドネシア政府はジャカルタ=スラバヤ間の在来線の高速化について計画しているようだが、その工事後に対応した設計といったら穿った見方だろうか。

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新車の登場を伝えるジャワポス紙の記事。

掲載されている写真によれば、座席は近年のレトロフィット(更新)1等客車と同じような回転式リクライニング・シートが並ぶが、窓はそういった最近の更新車の小型の“飛行機スタイル”の小窓ではなく、2・3等客車スタイルの窓がリクライニング・シート1列毎に1枚ずつ並んでいるので、一瞬また古い2等客車の更新車か?とも思ったのだが、どうやら今度は完全な新車の模様で、台車もK10と呼ばれる新しいタイプの由。
車体は、「Argo Bromo Anggrek」のような下膨れ車体ではなく、既存車両と同じストレートなボディ形式を採用。外観からは、上述の窓周りがブラックアウト塗装されているのと、更に車体中央部外側に、どうやらLEDによる行先表示が設けられているのが在来車と識別し易いポイントか。各車両の車内には4機のLCD-TV(従来は両壁面の2機のみ)が備え付けられているという。

製造されるのは、1等Eksekutif客車36両、食堂車4両、電源車4両ということで、ちょうど4編成分になりますね(また予備編成無しかよ)。
営業運転は恐らくは今年のレバランの時期からか、ジャカルタ=ジョグジャ=ソロ間を結ぶ「Argo Dwippanga」からになるとのこと、スラバヤ在住の身としてはあまり乗り易い列車ではありませんが、折角なので機会を作って乗ってみたいところです。

※ と書きましたが、ネットニュースサイトによると、既にこの3月24日から運行開始されている模様。

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