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2016年7月 9日 (土)

タイ南部ローカル列車の旅(2) ナコンシータマラート支線へ。

パッタルンを30分ほど遅れて出発した列車は、左手に奇岩を眺めながら降り出した小雨をついて北西へ。
この駅で半分ほどに減った乗客は、途中の小さな駅や停留場でポツポツと下車し、大分空いて来た。それと共にさっきまで頻繁に回って来ていた物売りも姿を消す。
となると何か食べたくなってくるのが人の常。うーん。この先で比較的大きな駅と言えば、この列車が本線から分岐するカオチュムトン分岐点駅なのだが、1時間半ほど我慢しつつ13時半近くになって到着したこの駅にも残念ながら駅内食堂や物売りの姿はなし。
ここは駅としてはそれなりの規模だけれど、街がある訳ではないから乗降客がそれほど多いわけではなく、商売として成り立たないのかな。
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カオチュムトン・ジャンクション駅に到着。あれ、ご飯屋さんがない…
分岐点の駅名票。
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この駅で当方の到着を待っていた下りナコンシータマラート発・ヤラー行き、即ちこの列車のペアとなる普通455列車が待ち侘びたかのように出発。さてここで機関車を付け替えて、進行方向を変えて出発、かと思いきや、駅員も運転士ものんびりムードでさっぱり出発する気配がない。
どうするのかなー、お腹空いたなー。
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進行方向が変わるので、機関車を付け替え。

ホーム上には大きな荷物を抱えたお客さんが数名おり、どうやらこちらの皆さんが乗る列車が到着するらしい。
そして待つこと暫し。ナコンシータマラートからのバンコク行き快速174列車がほぼ定刻に到着。目の前には「Restaurant」と大書された食堂車が停止するも、お弁当を積んでいるわけではなさそう。
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バンコク行きの長距離快速列車(右)が先発していきました。
まだ出発しないのかなー。

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ところで、カオチュムトン分岐点駅の片隅の転がっていたこれ、ひょっとしてC56のテンダーだったりしませんか。

ステンレス製車体の寝台車まで連結したこの優等列車が先発した後、今度こそようやく当方の出発。
この快速列車が出て行った駅舎側1番線からしか支線側には入れない構造になっているので、一旦推進運転でバンコク側に動いた後、スイッチバックする形でポイントを渡って駅舎前を徐行して掠め、ようやくナコンシータマラート支線へ。Bkcp1200265
支線に入り、益々小さな停留場が増えてきました(バーン・クウェイチェン停留場)

このカオチュムトン分岐点からナコンシータマラートまで約35kmほどのこの支線、乗り入れる列車は1日4往復、ハジャイ方面から2往復の普通列車(全車3等車)と、バンコクから直通してくる急行1往復、快速1往復で、いずれもエアコン付2等寝台車まで連結したこの路線のスター的存在。長距離旅客の流動は完全にバンコク側を向いているのですね。Nstp1200277

終点ナコンシータマラートに到着。駅舎前の1番ホームには、15時発のバンコク行き急行86列車がステンレス製車体の寝台車を連ねて出発待ち。

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他方でこちらの普通列車は完全に地元の方向け…かと思いきや、地域の中心都市ナコンシータマラートへ向かう普通列車は午後と夕方の2本、ナコンシータマラートからは朝と昼の2本、と通勤通学には全く使えないダイヤで、庶民の足が庶民のニーズにあったダイヤ設定となっていないのが、親方なんちゃら企業である所以でもあり、営業収支をあまりにも気にしていない組織であることが如実にわかるところです。

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