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2016年11月28日 (月)

お好きな皆様、いろいろ。

引き続いて一行の一人、汽車とバスの両刀遣いのH間さんと一緒にスーレー・パゴダに移動。
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この横浜市営の富士重7Eは綺麗ですね。

周辺で光線の具合を見ながら行き交う日本の中古バスを撮影すること2時間ほど。バスが来る度に色々説明して下さるのだけれど、元の塗装が残っているのなら私のような素人でもわかりますが、最近の当地のバスは全面広告が多くなっていて、中にはパッと見ただけでは素性のよくわからない車両も多々あります。
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これは広告塗装ですが、誰が見ても名鉄。上下ひっくり返してる理由は不明。他にも「ミッキー(上下逆)」も見かけました。

それでも、左前方の安全確認用の小窓や、側面方向幕の位置やサイズ、屋根上のベンチレーターの形態等から「あれは元○○社ですね」等と的確に指摘していただけるので便利というか恐ろしいというか。こちらが、あれは○○の塗装だなーと呟くや否や、「あ、あれは元△△社ですが○○社の塗装に塗り替えてますね」などと仰るので、門外漢の当方としてはただただ唖然とするのみ。
世の中にはいろんな方がいるものです。

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2016年11月27日 (日)

お好きな皆様、いらっしゃいませ。

若干バックデートになってしまいますが、25日からはFB友達(といっては失礼な大先輩であり、かつ趣味の世界では神のような方ですが)のトラベルライター、S川Jさんとそのご友人繋がりの汽車好きの方々が次々と当地ヤンゴンをご来訪。
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JR東海色のキハ40系列の5連、環状線列車。橋をくぐる所が掘り下げられているのがよくわかりますね。

まず初日はおとなしく?市内のシャン料理店で乾杯の後、26日(土)は早朝からヤンゴン駅のパズンダウン方面の線路端で行き交う朝の列車を撮影。
一人で週末に線路端に立つというのも当地に来てから1ヶ月あまりが経とうというのに、今までなかったので新鮮。まだ涼しくてよいですね。
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中国製の新型客車(エアサス)編成。

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2016年11月26日 (土)

新しい飛行機で帰りましょ。

へーホーからの帰路は、前回2012年の来緬時にはなかった新興航空会社のマン・ヤダナルポン航空。Wikiあたりでちょっと調べてみると、2014年設立の新しいキャリアで、運航しているのはATR72-600が2機という小さな規模の会社のようです。

なので、真新しい“新車”の機体を導入していることからそのオペレーションに期待してみたのですが、へーホー空港のチェックイン・カウンターは(まあ当地では普通ですが)極めてアナログな上に、カウンターの女性は2人とも英語は殆どダメ。観光地の航空会社としては珍しいくらい。「2時間遅れの変更がわかってるんなら、携帯番号登録してるのだから、SMSで連絡してくれればいいのに」とクレームしても全く通じず、近くにいた警察官の男性が手助けしてくれてようやく意思疎通が可能な状態。
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なんとなくB737-900のデモ塗装に似てなくもないマン・ヤダナルポン航空のATR機。

7Y-672便の搭乗券は勿論手書き。そして(新たな)出発予定時刻を過ぎても飛行機は現れず、何の案内放送もなく時間だけが過ぎて行く中、ふと先ほどのカウンターの女性職員が現れ、お詫びのつもりか缶飲料を手渡してくれました。でもちょっと和みますね。
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手書きの搭乗券と、お詫び?の微炭酸スポーツドリンク「100Plus」。

その後も、2機しかない筈の別の機材が着陸し、当該便の乗客が3時間ほどの遅れで離陸していった後、結局1時間40分ほどの遅れでこちらのフライトが到着、待合室に残っていた乗客全員・・・結局今日の最終便になっちゃいましたね。わらわらと自由席の機内に乗り込み、ヤンゴンへ向けて飛び立ちました。
機内は流石に新しく、まだピカピカ。そして今日はスーパー・ムーンの夜。左手の機窓からは大きな月が見えました。
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機内食。おかずパンと主食パンとデザートパン…

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2016年11月24日 (木)

バワサムサラ橋、再訪。

さて、連休も今日でお終い、ヘーホー空港からヤンゴンへ戻るのですが、帰路のフライトが2時間遅れという事を(チェックイン時に)聞き、では、ということでクルマを再度走らせたのはこちら。
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バワサムサラ橋の案内板の前で、筆者。高い橋の上を歩いて行く観光客多いですね。当方は高いところが苦手でして・・・

数日前の記事で書きました、ヘーホー~シュウェニャウン間の鉄道路線上にある、ループになっているバワサムサラ橋(BaWaSamSaRa Bridge)です。
つい今さっき空港に到着する直前の踏切で、1日1往復しかない列車がちょうど通って行ったんですね。これ、ヘーホー駅に暫く停車してシュウェニャウンに向かう列車があの橋を渡って行くので、クルマの方が圧倒的に速いという事情を踏まえると、追いつけるんじゃね? というわけで、合点承知!な運転手さんに少々急いでいただきました。
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地元の子供が描いたのかな? 橋を行く列車の姿が。

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そして列車がやって来ました。線路端の観光客に気を遣いながら?橋がヤバいから?そろりそろりと。

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2016年11月23日 (水)

インレー湖にて。

月曜日。大分当初の日付から外れて来てしまいましたが、11月14日です。
折角来たので、2度目ではありますが、インレー湖をボートをチャーターして一回り。すっかり観光化してリゾートホテルなど増えましたし、当方が観光地ネタを書いても読者の方のニーズには合致しませんので、以下省略。

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こちら、インレー湖では有名な魚捕り風景ですが、最早モデルをやってチップをねだるのが本業になっているようです。

下船後は湖の当方のRed Mountainなるワイナリーを訪問、柄にもなくワインなど頂戴しながらお昼ご飯。眼下に広がる湖と平原、ブドウ畑と、ちょっと「ここはどこの国ですか?」という意外な景色を拝めたのは拾いものでした。Ilimg_2224
こちらもまたヨーロッパのような、と書いたら笑われますかね。ワイナリーから望むインレー湖。

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2016年11月21日 (月)

タウンジーのバルーン・フェスを見に行く。

カックーから戻って来た夜は、タウンジー市街地でのバルーン・フェスティバル会場へ。
この名前は日本だと佐賀県のバルーンさが臨時駅なんてのを思い出すわけですが、当地のこちらの方、年に一度のこの街最大のお祭りで、ともかくただでさえ狭隘で道の少ない街の南部はもう渋滞でどうにもなりません。市内のホテルは軒並み大幅価格上昇。
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立派な気球が次々と夜空に舞い上がって行きます。これはKBZ銀行がスポンサー。

それでも一度は見に来てよかったと思えた、派手なお祭りでした。市内南部・タウンジー駅近くの広場では、大勢の観客が見守る中、スポンサー提供の大型の熱気球が15分ほどの感覚で舞い上がって行くのですが、その上る過程で無人の気球の上からは花火が次々と放たれ、火がついたままの状態で下の観客の頭上に降り注ぐというワイルドさ。

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そして花火が観客の頭上に。焼夷弾かと恐怖すら覚えます。

昨年は火がついた熱気球が失速して観客の上に落下し死者も出たということなので、日本でこんなことやったら即刻翌年からは自粛を求められるのでしょうけれど、こちらでは伝統のお祭りということもあってか、今年も昨年と変わらず(去年がどういう状況だったか見ているわけではありませんが)繰り広げられたわけで、
これは危ない、と危険を感じて後ずさりする当方の背中にも見事に落下して来た花火が直撃。やけどこそしませんでしたが、これは遠くから眺めてる方が無難なお祭りな気がします。来年行かれる方、ご注意ください。

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2016年11月20日 (日)

カックー遺跡へ。

今日の目的地は、カックー。といっても知っている方の方が少ないでしょう。
詳しくは検索していくかガイドブックなどを見ていただくこととして、要は寄進で建てられたたくさんの仏塔が建ち並んでいる、この地域に住むパオ族の信仰の中心地、なのだそうです。
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タウンジーからカックーへ向かう鉄道の線路状態はこんな感じ。

パオ族というのも今回この地域を訪問しようと思って初めて知った名前ですので、当方に詳しく語る資格はありませんので詳しい方のご説明を待ちたいとは思いますが、一時はビルマ中央政府と敵対して武力抗争を続けて来た歴史を持つエスニック・グループで、その関係でこのカックー遺跡のある地域も近年、2000年頃まで外国人の出入りが制限されてきたのだそうです。
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パオ族のガイドさん。なかなかの英語を話す、女子高生だそうです。

また、ごく最近まではパオ族ガイドの同行なしではこの遺跡を訪問することは出来なかったそうですが、恐らくは雇用創出の意味もあって実施されてきたこの施策も現在では実態として有名無実、多くの観光客がそのままカックー遺跡までやって来て、入口で入域料(3米ドル/人)だけを支払って、遺跡の中に入って行っていました。Kkp1240857_2
遺跡の一角にはこのような綺麗な水面写真が撮れる場所も。順番待ちですが(笑)

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2016年11月19日 (土)

タウンジー駅訪問。

ヤッサウック駅から街灯一つない深夜の地方道路を飛ばすこと2時間半、このシャン地方の中心都市タウンジー市内のホテルで泊まり、日曜日の今日は南に約40kmほど行ったカックー遺跡を訪問予定。なのですが、その前にタウンジー駅に寄ってみることにしました。

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立派な造りのタウンジー駅。

カックー遺跡は入域料支払い対象エリアなので、ガイドブックに従い市内にある事務所に立ち寄ってこれを支払い、地元パオ族のガイドさんをクルマに乗せてから出発。

南北に長いタウンジー市街地の南端にある駅の入口は、クルマ通りから数百mの道沿い、両側に民族衣装を纏ったパオ族やその他地元の農家の人達のお勝手市場になっていました。野菜、果物、川魚、雑貨… 我々旅行者が買っていくような品物はあまりないわけではありますが。

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駅前通りで野菜を売る親子。旅行中に買うわけにはいきませんが…

その道を冷やかしながら歩き、立派でモダン?な造りのタウンジー駅に入ると、ホームには客車が見えました。ヤンゴン~マンダレーを結ぶ本線とは、前述のとおりタウンジー~シュウェニャウン間の列車が運行されていないため、線路は繋がっているものの列車の運行がなされていない“飛地”となっています。

ここタウンジーからは、先ずは南下し、そこから東進、さらに北上して四角形の三辺を走る形で東のナムサン(Wikiの「List of railway stations in Myanmar」には「Nansang」とありますが、駅舎の表示は「Namsang」となっているようです。)までの列車が運行されているとのこと。

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タウンジーに到着し、入替中の機関車。

そこから更に南東方向に進んだモンナイ(Mongnai、Moeneという付記も)までの線路があり、列車の運行があるというネット情報もありましたが、この日タウンジー駅で聞いた限りにおいては列車の運行はされていないとのこと。因みにこの路線、モンナイから更に東へ進み、タイ国境にほど近いチャイントンまで延長建設されることになっているというから驚きです。この路線がタイ北部とミャンマー北部を結ぶ物流の幹線となり得るでしょうか。

 

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2016年11月18日 (金)

夜のヤッサウック支線へ。

シュウェニャウン駅でのこの列車の動きはどうにも複雑怪奇でした。
到着と同時に一番後ろの荷物車からの荷降ろし作業が行われたのですが、そのあとこちらが駅長室で話をしている間に列車は突然動き出してビックリ。慌てて走り出した列車に飛び乗ると、後ろから「まだ出発じゃないよ、慌てなくていいよ」との駅員氏の声。
その言葉のとおり列車は、先ずはここまで牽引して来たDF2010号機が4両の客車を牽引して数百m先で停車し、後ろの2両を切り離したのち、今度はスイッチバック・逆行して4番側線?に入線し、ここでその(前部)2両を切り離して留置。

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シュウェニャウン駅に到着した141UP列車(左)と、付け替えられるDF2005号車。

その間に2番側線から別のDL…同型のDF2005号機が前方へ移動、後ろの2両を置いて身軽になった2010号機が再度前進し、3・4号車の前に連結して1番ホームへ戻ります。
すると今度は3・4号車を置いて前進・スイッチバックして2番側線に入線したのち、前方の2005号機が推進運転で1番ホームに入り、暫くの後動き出す。

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シュウェニャウン駅で、よくわからない動きの入れ替え中の機関車。

そして今度は後退して一旦2番側線に入った後(ここで荷物車を付け替えた??)、再度前進・後退を経て元の1番ホームに戻り、ホームに留め置かれていた最後尾の荷物車と連結し、ようやく4両編成(機関車・荷物車込み)の列車が形成されました。
残った車両は1両目がUpper、2両目がOrdinary。 素人目には、なぜ機関車を同型の他のカマに交換しなければならないかわからないのですが、何らかの事情があるのでしょう。
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シュウェニャウン駅のタウンジー側には、やはり好ましいスタイルの救援車?が。

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2016年11月17日 (木)

ループ線を越えて: アウンバンからシュウェニャウンへ。

アウンバン駅を発車した141UP列車はロイコー方面の路線を右手に分岐し一路東へ。と言ってもかなり路線はグネグネと蛇行しているわけではあるのですが。その象徴たるヘーホー~シュウェニャウン間。
ヘーホー空港の南端、空港取付道路の踏切を渡って間もなくヘーホーの集落に入ると、広々としたヘーホー駅に到着。この区間、流石に1日1往復の列車では空港アクセスとしては機能せず、先ほど通過した踏切のあたりに“空港駅”を設けようという話にはなったりしないですよねえ、そりゃあ。
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右手にロイコー方面の路線が別れて行きます。

そのヘーホー駅、観光客を含めて結構な数の乗客がホームに降りて物売りを冷やかしていたりと暫く停車するようなので、当方も行ったん降車、手にしたのは焼き芋。おばちゃんに200チャットを支払うと、品種改良のあまり進んでいないと思しき痩せた芋が入ったバケツの中から、それでも一番太そうな一本を手渡してくれ、動き出した車内で美味しくいただきました。

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ヘーホー駅に到着。機関車の屋根上の方は、点検中ですか??

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2016年11月16日 (水)

カローからアウンバンへ。

カロー駅を出発した列車は、先ほどお昼ご飯とその後の洞窟寺院見学のために一周りしたカロー市内を俯瞰しながら、ゆっくりと走って行きます。

 

車内は、この日本製と思しき2両目のアッパークラス車輌は、欧米人観光客がおよそ半分ほどでしょうか、地元の方、中には中国語で会話している若い女性旅行者の4人連れや、タイ語で声高に話しながら持ち込んだ食事やスナックをたいらげていく夫妻など彩り豊か。日本人と思しき乗客はいない模様。

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老若男女の欧米人個人観光客がおよそ半分、といった感じの車内。

市内を抜け、先ほどアウンバンから走って来た国道に沿う頃になると徐々に速度を上げ・・・ないんですね、これが。時速30キロくらいか、ノンビリとした速度で走って行き、左手に並走する国道を軽快に走るクルマはドンドンこちらを追い抜いていくわけですが、こちらは一向に意に介さず。

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この座席番号表示は、我々日本人には大変親しみがわくデザイン・フォントですよね。
で、喫煙の罰金1,000チャットって、安くないですか?

実はこの区間ではあまり期待していなかったのですが、嬉しい誤算だったのがその車窓。
先述したスイッチバック区間や、この先のループ線などといった“大物”があるわけではないのですが、遠くに見える山並みに囲まれた盆地、左右に広がるシャン高原のなだらかな丘陵には、時折菜の花なのか黄色の花畑や、濃淡の異なる作物なのか自然に生えた草木なのかがパッチワーク状に見える光景が続き、ちょっとばかり南欧を思わせるような景色が広がっていました。
車内の欧米人観光客一行の中にも、歓声を上げながらカメラを向ける人達もいますが、大方はサングラスをかけてお休み中。こんな揺れる列車でよく眠れるなぁ… 路盤保守の悪さからから線路状態は極めてよくなく、列車は大いに揺れるものの、速度がそれほど高くないため、ジャンピング・トレインとまではいかないのが幸いなところです。

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晴れた空の下、汽車は一路東へ向かいます。

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2016年11月15日 (火)

カロー駅から、汽車旅♪

観光地カローの街については手元のガイドブックやネットにもそれなりに書かれているので、それらを眺めながらお昼ごはん場所に選んでみたのは、18人姉妹ならぬ8人姉妹の店なるシャン料理店。超有名店で店員も外国人対応は慣れたもの。お値段もそれなりでしたが、まあ美味しくいただけました。
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瀟洒な山小屋風のカロー駅。タウンジー方面行きの列車が到着した模様。

そして高原のログハウス風の小ぶりなカロー駅へ向かい、数組の外国人グループと一緒に並んで切符の購入。目的地は、これからやってくる149UP列車の終点まで。
当初予定では、ヤンゴン=マンダレー本線上のタージー駅を早朝5時に出発した143UP列車がこのカロー駅11:40発、アウンバン12:30発、シュウェニャウン15:20発、終着のヤッサウック19:00着となっていたのだけれど、この列車と続行の141UP列車、こちらはヤンゴンを前日の11:00に出発し、タージー発午前7時のシュウェニャウン行きの列車が統合されてしまったようで、統合新149UP列車は始発のヤンゴン11:00発、タージー07:00発、カロー13:30発、シュウェニャウン17:00着・18:00発、終着ヤッサウックには21:00着という、総所要34時間という長躯を走り抜ける列車になっていました。
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救援車、ですかね。カロー駅構内にて。

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2016年11月14日 (月)

アウンバン駅訪問。

ヘーホー空港からクルマを向けたのは、西のカロー方面、の少し手前にあるアウンパンの街。ここには鉄道のアウンバン(Aungban)駅があって、飛行機があまりに遅れた場合には、最悪ここから乗り込めばいいかな、と思ってたところでした。
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立派な、しかし中はがらんどうの共産主義的な趣のアウンバン駅舎。

というのもこのエリアの鉄道路線、ヤンゴン=マンダレー本線のタージー駅から分岐した列車が急坂を登り、ようやく山の上まで辿りついたところが高原都市カローで、その更に東に向かったところで二方向に分岐し、南に向かってカヤー州に入った所の終点が州都ロイコー、東へ向かった路線はインレー湖近くのヘーホー、そしてシュウェニャウンへと向かうことになります。

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入れ替え中の列車の前を気にせず横断する地元の方々。

つまり、タージー~カロー~アウンバン~ロイコー間はいずれもう一回乗りに来るのは確実なので、今回は飛行機が遅れて間に合わなくなった場合にも、分岐駅アウンパンより東側だけ乗っておけば最低限良し、と考えたわけでした。

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蒸機時代の給水塔が残るアウンバン駅。珍しく英語のみで「AungBan」と書かれた駅名票には「4219フィート」の高度標記が。

なのですが、アウンバン駅に到着して話を聞いてみると、乗車予定だった(ネット情報によると)カロー11:40発、アウンバン12:30発のタージー始発・シュウェニャウン方面行きの列車はなくなってしまっており、シュウェニャウン方面の列車はヤンゴンから直通の14時発の1本だけになってしまっているとのこと。(ロイコー方面へはタージー始発・アウンバン10:45発の1本)

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アウンパン駅の時刻表。ヤンゴン~ヤッサウック間、タージー~ロイコー間の2往復の列車が書き込まれているように読めます。

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纏めてみると、こんな感じになります。

 

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2016年11月13日 (日)

アシアン・ウイングスでシャン州へーホー空港に飛ぶ。

今週末は3連休。最初の国内旅行をどこにしようか・・・と悩んだ結果、年に一度のお祭りが決めてとなり、シャン州に出掛けてみることにしました。
出発は、3連休ということもあって「混んでます」なヤンゴン=へーホー便。適当な出発時間の便は各社とも満席で、「取り敢えず押さえました!」と旅行会社から連絡があった(当地の国内航空各社は、まだネット予約が十分に機能していないところが殆どなので、代理店で購入するのがデフォ)のが、今日乗る予定のAsian Wings Airways。2014年頃だったか、一時期全日空が出資してミャンマー進出を企てたことがあったのだけれど、いざ交渉を始めてみたら、あまりのゴニョゴニョな問題の多さに呆れて同社からは手を引き、合弁で新会社を作る方針に転換したという曰く付きの航空会社さん。以前2012年だったか、シャン州東北部のラーショーから、マンダレー経由でヤンゴンまで飛んだことがありました
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ヤンゴン空港国内線庁舎の各社チェックインカウンター。国営ミャンマー国内航空は流石にちゃんとしてますね。

ヤンゴンの国内線庁舎は、1,2の2つの新しい国際線ターミナルに囲まれた小ぶりなビルで、外観はそこそこなのだが中に入るとそこはもう一昔前の途上国のそれそのまま。可動式の各社カウンターが並び、コンピューターもなく手書きの台帳をチェックしながら、昔ながらの印刷された搭乗券に手書きやシールで席番などを書き込む形でのチェックイン方式なので、長蛇の列はなかなか進まない。隣のカウンターはガラガラでも手持ちぶさたな係員はそちらに招いて処理しようともしない(まあシステム上無理なわけですが)。
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ミャンマー国内航空の西武バスでボーディング。

ようやくチェックインの順番になってみると、当方が予約したのはマンダレー経由のYJ201便だったのに、何故かチェックインしてみたら同じ6時発ながら、ニャウンウー(バガン)経由のこのYJ143便に振り替えられていました。機材はどちらも同じATR72-500で、乗客としても実害はあまりないわけですが、こういう事、よくあるのかな。
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ヘーホー空港に到着。奥の大手KBZ航空も含め、各社ATR型機が多いです。この国。

そんなわけでようやく搭乗待合室に入ると、この日の朝は早朝からの霧の影響で空港閉鎖となってしまったため、搭乗時刻を過ぎてもアナウンスのないまま、結局1時間半程の遅れでようやくボーディング。勿論沖止め・バス搭乗なわけですが、何故かミャンマー国内航空(UB)の西武バス(マンダレーナンバー)での移動となりました。隣に停まってたヤンゴン・エアウェイズの方は京王バスでしたね。
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こちらが機内食。待たされておなかも空いてきた頃合いなので、もう少しボリュームがあると嬉しいかな。

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2016年11月12日 (土)

ラインタヤー続報。

暫く前にラインタヤー休止駅の話を書きましたところ、インドネシア鉄繋がりでいつも貴重な情報を戴いている新潟のS田さまから、ヒンタダ(ヘンタザ)~ラインタヤー路線に昨年乗車された際のお話と写真を頂戴しました。転載可とのことですので、ご紹介させて戴きます。(地名等の記載は原文ママです)
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(以下抜粋転載)
ラインヤター駅ですが、実は、去年実乗してきましたので、写真交えて簡単に報告します。
訪問は2015年9月。
シルバーウィークに思い立って現地入り、
船でヘンザタ入り一泊。
翌朝(9/21)ヘンザタ早朝5時発、旧松浦鉄道単行で大鉄橋を渡って、6時間半かけてラインヤター着。
乗客は絶えず10名弱でした。

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雨季の後だったためか、鉄橋を渡り終えた所や、そのヤンゴン側築堤で、写真のように、路盤が崩れており(この状態で、私を乗せて走っていた・・・恐)
運休理由は、「災害で路盤決壊」の方が信憑性高し。

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2016年11月11日 (金)

終点マダウ駅到着。

路線延長17km、1時間強ほどを経て到着した終点マダウ駅。
こちらにはちゃんと駅員も常駐し、駅に入る前には小型の転車台もありました。
昔は蒸気機関車が回っていたのかな?と思いきや、SNSで教えてくれた詳しい方によれば、その昔蒸機牽引の時代には(この路線は、ミャンマー国鉄で最後の旅客用蒸機が活躍していた路線だそうです)、機回しのみして方向転換することなく、片道は逆向き・テンダーファーストでの運行だったそうです。
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(上下)終点マダウ駅に到着―。 いやぁ楽しかった♪
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その後、このLRBEが導入され、こちらはトラックベースすなわち後進はトラックがバックギアで進むようなもので、構内における徐行くらいしか出来ないのですね。なのでLRBEの回転用に新たに転車台を設けたようです。

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早速動力車を切り離し、機回し作業へ。後位方も端正な顔立ちですね。

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2016年11月10日 (木)

マダウ支線を行く。

定刻12:30、ほぼぴったりに出発した列車は、複線の本線に入り一路北へ。
途中でホームもない停留所で数名の乗客を拾い、分岐駅ニャウンレービンへ。
運転面では機関区のあるピュンタザが主要駅であり始発駅となっているものの、街としてはこちらの方が大きいらしく、ホームには大勢の乗客が溢れておりびっくり。
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ニャウンレービンに到着。大勢の乗客が待ち受けていました。

4両編成の先頭車(動力車)に乗り込んできたのは民族衣装っぽい野良着?を纏った地元のおばちゃんたちで、恐らくは朝の便で農作物をこの街に運んできて、市場で売って、今これから村へ帰っていくのではないかと察せられるような面々。見慣れぬ外国人乗客が珍しいらしく、じろじろと眺めてくるので、こちらも愛想笑いをしつつカメラを向けると、恥ずかしがってイヤイヤをする方、喜んで微笑みながら写真に収まろうとする方、それぞれです。
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乗り合わせた地元のおばちゃんグループ。頬のタナカの塗り方も人それぞれ。

列車は本線上り線を跨いでマダウ支線側に移ると、スピードを上げ・・・上がらない。
これまでの本線も相当に揺れましたが、支線に入って縦揺れ横揺れが更にパワーアップ。
速度がそれほど出ていないので、ジャンピングトレインとは言わないものの、
草生してバラストもない、殆ど廃線跡にも見えるような線路をゆらゆらと揺れながらエンジン音を高めて走って行きます。
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複線の本線(左)と分岐するマダウ支線。これまで激しく揺れながら走って来た本線の路盤が立派に見えます。

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2016年11月 9日 (水)

LRBE!

さあて。引っ張ってしまいましたが、ようやくマダウ支線のお話です。

出発は12時半、切符は12時から売るからね、と妙に厳格な窓口がようやく開いたと思ったら、ホーム前の上下線の先、網で仕切られた向こう側の機関区に出入りする側の線路を小さな4両編成の列車がガタゴトと走っていくのが見えました。
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マダウ支線の列車が草ボウボウの4番線に入線~

ヲイヲイ。切符買うのに並んでる場合じゃない、ってそれは買わなきゃいかんのだけど、地元のおばちゃん達の並ばないで手を突っ込む攻勢にやや押されながらも、ようやく150チャットの切符を手にしてホームへ出て見ると、右手側(北側)で転線した小型車両の編成が、3番線とでも呼びましょうか、駅舎からは離れた、いかにも支線用、のホームに推進運転で入線して来ました。
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ド逆光でスミマセン。
こいつですよ。こいつらに会いたくてミャンマーまで(転勤して)来たんです(笑)
LRBE56号車、は比較的整ったデザインですね。

これが本日のメイン、このマダウ支線を走るLRBEとその簡易気動車とでも呼びましょうか、その動力車とそれに引かれた三両の小型客車です。
ネット上でもごく一部のコアなファンから熱狂的な支持を得て久しいこの車両、下回りをよく見ると、二軸の車輪に加えてなんと、タイヤが線路に乗っています。
こちら日本の日野製トラックを大改造して、そのフロントに積まれたエンジンからドライブシャフトを介して後輪タイヤに伝えられた動力で線路の上を走るという構造になっており、車輪は単に脱線しないよう導いているだけなのだそうです。
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タイヤが車輪と並んで線路の上を走る。初めてネットで目にした時は衝撃的でした。

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2016年11月 8日 (火)

ピュンタザ機関区アポなし訪問。

そしてDaik-Uから更に一駅北上、やって来たのはピュンタザ駅。ここにお目当てのアイツが・・・

その前に(引っ張ってどうする)ちょいと寄り道。
まずは駅長室を訪ねて、手元の資料などを見せつつ、ここピュンタザの機関区には蒸気機関車がいるらしいが・・・と尋ねてみると、いとも簡単に「ああいるよ」と近くの職員に指示し、駅の南側に位置する機関区に案内して貰えることに。
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来ましたよ。この中に…

本線の線路の脇道を歩くこと数分、機関庫の前から覗いてみると、やあいたいた。火は入っていない趣きながら、数台の蒸機が顔を覗かせています。

その昔、2002年2月にバゴーからウォウ(Wow)まで乗せて貰った時のと同じスタイルだろうか、期待に胸が高まりつつ、責任者の部屋に通され自己紹介と、汽車が好きで、写真撮らせて貰えませんか・・・と会話集片手にお願いしてみたのですが、残念ながら答えはNO。ネット上にはこの機関庫内で撮影した蒸機の画像もあるのですが・・・ あっち(西)の方には様々な形態の可愛らしいLRBEも数台見えるのですが・・・
Ptzp1240344
いますねー。綺麗な状態で保管されている蒸気機関車が何台も。なのですが…

取り敢えず確認出来た限りでは、636号、960号、962号の3両の他、隣にももう1両の大型機が綺麗な状態で庫内に納められており、ちょっと整備すれば動かせそうな印象。そういえばどこかのサイトだったかで、チャーターラン計画をしている西欧人グループの話も小耳に挟んだことがありましたが、それはこの中の一両だったりするんですかね。動かせるのなら、相乗りしに来たいですね。

機関庫内の撮影はダメと言われてしまったので、外からの写真でご容赦を。

Myanmarsl_2
そして14年前の現役当時のSL…

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2016年11月 7日 (月)

Daik-U駅訪問。

当地ヤンゴンに到着してから3週間経っての週末、ようやく日帰りで鉄活(笑)出来る時間がとれました、ということで、向かったのは最近バゴー~ニャウンカシー間の運用から撤退してしまったアイツらのいる街。
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イギリス植民地時代の造りなのでしょうね。Daik-U駅舎。

なのだけれど、まず立ち寄ったのは、手前のデェクウー(Daik-U)駅。
幹線上の中規模駅ですが、多くの地図には掲載されていない、ここデェクウーとシッタウン(バゴー~チャイトー~モールメインを結ぶ路線上の駅)とを結ぶ、恐らくは首都ネピドーと南部のモン州モールメインやタニンタリー州ダウェイ方面とを直接結ぶ役割があるとおぼしき短絡線が2007年4月21日に開通(MR公式サイトより)しており、少なくとも1往復の優等旅客列車も設定されているようなので、ローカル便の有無も含めて運行時間を確認しようと思った次第。
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発着時刻表。ちょうど10:26発の列車の時刻だったんですが、現れる気配がありませんでした…

快く出迎えてくれた駅員氏によると、やはりこの路線に設定されている列車は毎日1往復のみで区間列車等はなく、
<16DN>ネピドー06:00→デェクウー12:48→21:20モールメイン
<17UP>モールメイン06:15→デェクウー15:18→22:00ネピドー
という2本の急行列車のみがこの区間を走っているそう。上の写真の時刻表に掲載されていないような気もしますが、まあ往復とも昼間の明るい時間帯にこの区間を通過するのは幸いです。夜の暗い時間帯のみであれば、地下鉄の乗り潰しと近くなっちゃいますからね。それほど風光明媚な区間ではないようですが。
ま、ヤンゴンから日帰りでグルッと一周してくることが可能なスケジュールですかね(笑)。
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ネピドーから南のモールメインを目指して短絡線を経由して走る、16DN列車。(ピュンタザ)

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2016年11月 6日 (日)

レーローイン線車両について。

数日前にレーローイン支線の話を書きましたところ、SNS上でいつも貴重な情報を頂戴しているAki Akiaki様から、同線の運行状況についての貴重なお話と、使用されていた車両についての情報を頂戴しましたので、御紹介させていただければと思います。

(以下抜粋引用)
記事にされておりましたレイローイン線にかかる2枚の写真がみつかりましたのでご連絡さしあげなした。
まず、1枚目のLRBEにつきましては、2009年3月に撮影、2枚目のRBE(名鉄車+甘木AR201)につきましては2009年12月の撮影です。これがレーローイン線のものだという説明がありました。(当時の同行ガイドおよび駅員氏より)
(中略)
ですので、LRBEからRBEに変更されたのは、2009年3月から12月頃のあいだではないかとおもわれます。
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(1枚目:2009年3月撮影のLRBE)

Img_2041
(2枚目:2009年12月撮影のRBE甘木車+名鉄車)
 
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ということで、極めて貴重な情報とお写真、ありがとうございました。
ほんの数年前まで、このような手作り感あふれる列車がヤンゴン市内まで乗り入れていたのですから、隔世の感というか、夢のような時代だったとも言えますね。
もう数年早くこの国に転勤してくるべきだったかもしれません…(笑)

というか、2002年に観光旅行とはいえ一度来ており、ヤンゴン→マンダレーの夜行列車や蒸機牽引列車に乗ったりしているのですから、もっとこういったものにも気づいておくべきでした…
常に後悔先に立たずですね。趣味の世界も。

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2016年11月 5日 (土)

ラインタヤー休止駅訪問。

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レーローインからヤンゴン市内へ戻るのに予想外に時間がかかったこともあって、今日の訪問はあと一カ所くらいになってしまったこともあり、向かったのは市内北部のダニンゴンからライン川((笑)アルファベットで綴るとHlaing、発音するとこうなるようです)を渡った西岸、ラインタヤ(Hlaingtharya)エリア。このあたりは所謂工業地帯なのですが、ヤンゴンの西側に位置するエーヤワディー地区(現在では以前の呼称であった「管区」を使わず、「地区」という言葉を用いるようになったようです。州と同レベルの一級地方公共団体を指す言葉。正確な説明ぶりとはいえないかもしれませんが。)方面に向かう路線が発着するダゴン・アヤー(Dagon Ayar)バスターミナルがあるエリアですが、こちらも観光客や在留邦人が通常出入りする地域ではないでしょうね。
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ラインタヤー駅正面。色気ないねえ。

こちらには、このエーヤワディー地区の中心都市ヒンタダ(Hinthada。ヘンサダと表記されるものもあるようです)とを結ぶ鉄道路線の終端駅(始発駅)があります。が、ネットによると今年の雨期入り前の5月末から運行を停止しているという情報があり、現状を確認しに来てみた次第。
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ガラーンとしたホーム側。側線何本あるのかな。

上述のバスターミナルの少し先、ヤンゴンとヒンタダやパセインとを結ぶ幹線道路から南に左折して夏草生い茂る何の建物もない大凡駅前通りとは思えない道を数百m進んだ真正面にラインタヤ駅はありました。四角く無骨な如何にも最近建てましたという感のある駅舎の正面玄関は網戸が閉じられていたものの、覗いて声をかけてみるとどうやら人の気配。指示されるがままにホーム側に回って駅舎内に入ってみると、住み着いている不法居住者・・・ではなく、この女性が“Station Master”とのこと。おやまあ。
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番犬?野良犬?に守られた正面玄関。

で、話を伺ってみますに、こちらの路線は乗客数が少なかったため、去る5月末で運行休止となっている由。別に雨季で路盤が流されたとかいった事情ではないようで、運転再開の予定は今のところない由。何せ昼間なら頻発する長距離バスなら4時間ほどで行くヤンゴン(ラインタヤ)~ヒンタダ間を列車だと7時間ほどかかっていたとのことで、乗客も殆どいなかったのもむべなるかな。ライン川に阻まれて市内の環状線に直通することが出来ず乗り換えを強いられていたのもマイナスポイントだろう。バスターミナルならすぐその場で市内路線バスに乗り換えられていたのが、この駅前には交渉制のタクシーしか乗り入れてなかったようだし。
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ヤンゴン市内側は行き止まり。駅名標も寂しげ。

調べてみると、このラインタヤとヒンタダを結ぶ路線は、2014年5月24日に開通したばかり(MR公式サイト)のようだが、それがわずか2年ほどで運行休止になってしまったとは残念なところ。
現在、北西のヒンタダに加え、途中のニャウントンという街で分岐して西の主要都市パテインとを結ぶ線路が建設中で、パテイン側の一部区間は先行開業しているとのことだが、こちらもどの程度の需要があるのか疑問。ニャウントンの西側でエーヤワディー川を渡る大鉄橋が一見(一渡り?)の価値がありそうなのだが、このまま行くと壮大な国費の無駄遣いに終わってしまいそう(こちらは鉄道で渡れず仕舞い)なのが気になります。どの程度の需要予測をもって新線鉄道の建設を行っているのか、ちょっと疑わしくなるミャンマーの鉄道事情。ゆっくり勉強していくことにして、今日のお散歩を終えることにしました。
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ダゴン・アヤー・バスターミナル。エーヤワディー地域への中長距離バスが頻発。

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2016年11月 4日 (金)

レーローイン駅(跡)訪問。

ダゴン大学駅からクルマを走らせたのは、レーローイン。と言っても在留邦人はおろか、地元の方でもそうそう知っている地名ではない筈。
ミャンマー国鉄のサイトに掲載されている路線図(かなり古いか、実態を反映していない模様。追って機会を捉えて別稿にします)によると、先程のトウチャンカレーからバゴー方面に数駅進んだDapein駅から北西方向にこのレーローイン(43km地点。ダペインが22.5km地点なので、20.5kmほどの路線ということになりますね。)までの支線が書かれており、先程のトウチャンカレー駅の時刻表にも、1日1往復のこの路線の時刻が書かれているのですが、駅員氏曰く、列車は走っていないとの説明。
ネット情報ではホンの2、3年前までは日本の第三セクター中古のNDCによるこの支線の列車が確実に運行されていたらしいのですが…、
ということで、ここは在留邦人の特権、クルマを使って直接レーローイン終点駅を訪ねてしまおうという次第。

Hlehlawinmap1
ネット地図には一応全線が描かれますが、航空写真で見ても線路が判然としません。

なのですが、そのレーローインという地名自体、相当にマイナーな模様。ただでさえポリゴンや地名表記の少ないミャンマーのGoogle MapやWikimapiaでも現れて来ません。
それでも「大体こっちの方向で・・・」と説明しながら走って貰っている運転手さんが、途中道すがら交差点でたむろしているバイクタクシーの運転手などに聞きながらクルマを走らせたのは、Google mapでDapein(Dabeinと書くものも)駅から伸びる支線の線路のように映し出されているのとは随分異なる方向。
分岐駅ダペインの一つ手前のLay Daunt Kan駅付近から左折して北進し、ヤンゴンとバゴーを結ぶ国道を横切り、更に北側のヤンゴン~ネピドー高速道路もくぐり、更に少し北進したところで右折して東へ。しまいには未舗装のガタガタ道に乗り入れ、10分ほど進んだ小さな集落がレーローインとの事。
そして村人でも駅の存在を知らない人がいる中で数人に聞き回り、工事用の取り付け道路のようなところから高速道路に進入し、Uターンしたところの高速警察隊の事務所、の裏に、そのレーローイン駅はありました。

Hlehlawinroutemap1
MR公式サイトの路線図では、ヤンゴン近郊の北東の方にしっかりと描かれています。

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2016年11月 3日 (木)

久々の汽車乗り。

すっかり更新もご無沙汰となってしまっていました。
ヤンゴンに引越して来てから半月あまり、色々忙しく週末も出歩けない(乗り歩けない)状況が続いていたのですが、ふと今日有給が取れることになったため、(夜に予定があった事もあり)近郊を少し周ってみることにしました。
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とうちゃんカレーから始まるミャンマー鉄道の旅。こちらの列車はネピドー行きの長距離列車とのこと。

先ず朝9時半頃に訪問したのは市内の環状線からネピドー・マンダレー方面に向かって少し行ったところにあるトウチャンカレー駅。面白い駅名ですよね。スペリングはToe Kyaung Ka Lay、なのですが、ミャンマー語の発音ではオヤジがカレーライス作ったみたいな、日本人には馴染み深い呼び名になるようです。
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当方が乗るのはこちら、ヤンゴン中央駅からのダゴン大学行きの近郊NA-3列車。

この駅は、ヤンゴン近郊路線のうち、ティラワ・東大学方面への支線と、ダゴン大学への路線が分岐する交通の要衝で、ミャンマー手続きな方々のブログやサイトでも良く出て来る駅名なので、知っている方も多いでしょう。
今回正式赴任して来て、最初の汽車乗りはこちらの駅から始めてみることにしました。

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