« カロー駅から、汽車旅♪ | トップページ | ループ線を越えて: アウンバンからシュウェニャウンへ。 »

2016年11月16日 (水)

カローからアウンバンへ。

カロー駅を出発した列車は、先ほどお昼ご飯とその後の洞窟寺院見学のために一周りしたカロー市内を俯瞰しながら、ゆっくりと走って行きます。

 

車内は、この日本製と思しき2両目のアッパークラス車輌は、欧米人観光客がおよそ半分ほどでしょうか、地元の方、中には中国語で会話している若い女性旅行者の4人連れや、タイ語で声高に話しながら持ち込んだ食事やスナックをたいらげていく夫妻など彩り豊か。日本人と思しき乗客はいない模様。

141upimg_2088_7
老若男女の欧米人個人観光客がおよそ半分、といった感じの車内。

市内を抜け、先ほどアウンバンから走って来た国道に沿う頃になると徐々に速度を上げ・・・ないんですね、これが。時速30キロくらいか、ノンビリとした速度で走って行き、左手に並走する国道を軽快に走るクルマはドンドンこちらを追い抜いていくわけですが、こちらは一向に意に介さず。

141upimg_2089
この座席番号表示は、我々日本人には大変親しみがわくデザイン・フォントですよね。
で、喫煙の罰金1,000チャットって、安くないですか?

実はこの区間ではあまり期待していなかったのですが、嬉しい誤算だったのがその車窓。
先述したスイッチバック区間や、この先のループ線などといった“大物”があるわけではないのですが、遠くに見える山並みに囲まれた盆地、左右に広がるシャン高原のなだらかな丘陵には、時折菜の花なのか黄色の花畑や、濃淡の異なる作物なのか自然に生えた草木なのかがパッチワーク状に見える光景が続き、ちょっとばかり南欧を思わせるような景色が広がっていました。
車内の欧米人観光客一行の中にも、歓声を上げながらカメラを向ける人達もいますが、大方はサングラスをかけてお休み中。こんな揺れる列車でよく眠れるなぁ… 路盤保守の悪さからから線路状態は極めてよくなく、列車は大いに揺れるものの、速度がそれほど高くないため、ジャンピング・トレインとまではいかないのが幸いなところです。

141upp1240688
晴れた空の下、汽車は一路東へ向かいます。

141upp1240685

南欧のような眺め、といったら叱られますかね。ミャンマーらしくない景色、といってもまた叱られますかね。

そうこうするうちに列車は先ほどのアウンバン駅に到着。

観光客のうち半数以上がこの駅で下車したのは以外で、殆どがインレー湖の観光拠点への下車駅であるシュウェニャウン(湖畔の街はニャウンシュエというひっくり返ったような名前なので紛らわしいですが)まで行くのかと思いきや、ちょっと驚きでした。
こちらの街もトレッキングのベースキャンプとなっているようなのでそれもありではあるのですが、頻繁に走るバスではなく、一日に2本しかない列車を待って乗って、ほんの1時間ほどの移動をするわけだから…。
皆、汽車好きなのかな(笑)
141upp1240677
アウンバン駅は1日2往復4回、乗降客と物売りでごった返します。

ホームでは、野菜や果物などを売るおばちゃん達が歩き回っているものの、白菜だの茄子だの買っても仕方がないので、眺めるだけでお終い。
そしてさっきアウンバン駅に立ち寄った時に話をした駅員氏が当方を見つけて、お、無事に乗ったな、という顔をしてみせた。出発時間になっても切符を買いに現れないので心配してくれたと思われます。ぶっきらぼうだったけれど、根は親切な人達なんですね。

5分ほどの停車の後、列車は更に東へ。

|

« カロー駅から、汽車旅♪ | トップページ | ループ線を越えて: アウンバンからシュウェニャウンへ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200655/64581763

この記事へのトラックバック一覧です: カローからアウンバンへ。:

« カロー駅から、汽車旅♪ | トップページ | ループ線を越えて: アウンバンからシュウェニャウンへ。 »