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2016年11月17日 (木)

ループ線を越えて: アウンバンからシュウェニャウンへ。

アウンバン駅を発車した141UP列車はロイコー方面の路線を右手に分岐し一路東へ。と言ってもかなり路線はグネグネと蛇行しているわけではあるのですが。その象徴たるヘーホー~シュウェニャウン間。
ヘーホー空港の南端、空港取付道路の踏切を渡って間もなくヘーホーの集落に入ると、広々としたヘーホー駅に到着。この区間、流石に1日1往復の列車では空港アクセスとしては機能せず、先ほど通過した踏切のあたりに“空港駅”を設けようという話にはなったりしないですよねえ、そりゃあ。
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右手にロイコー方面の路線が別れて行きます。

そのヘーホー駅、観光客を含めて結構な数の乗客がホームに降りて物売りを冷やかしていたりと暫く停車するようなので、当方も行ったん降車、手にしたのは焼き芋。おばちゃんに200チャットを支払うと、品種改良のあまり進んでいないと思しき痩せた芋が入ったバケツの中から、それでも一番太そうな一本を手渡してくれ、動き出した車内で美味しくいただきました。

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ヘーホー駅に到着。機関車の屋根上の方は、点検中ですか??

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大勢の売り子の方々が1日1本の列車に。

閑話休題。
ここから次のシュウェニャウンまでの区間は、インレー湖に観光旅行に行ったことのある方なら御存じのとおり、空港からインレー湖の入口までの区間は九十九折りの道になっている九十九折りの区間。列車は先ず少し登ってそれから一気に下って行きますが、勾配を稼ぐために道路よりも大回りしてクネクネと、今まで以上にゆっくりなスピードになって走って行きます。
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眼下にこれから走って行く線路が見えます。

そしてスマホを眺めていた隣の席の男性カップル?の一人がカメラを取り出してソワソワと。どうやら同じ穴の狢のようですな。一旦停車した列車が再度動き出して高い橋に差し掛かると、同氏の他にも数名の乗客が左右の窓やデッキから身を乗り出し、橋の真下を横切る線路や、前方にカメラを向けています。

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大勢の観光客が待ち受けるバワサムサラ橋を徐行で通過。

橋を渡った側にはこれまた大勢の観光客が待ち受け、カメラを構え、更にその奥の一段上の国道には多くのクルマやバスが停車して、観光客が大勢こちらを眺めています。
そして橋を渡り終えた列車は観光客を掻き分け、ゆっくりと左に急カーブしながら高度を下げ、今度は前方・上方に高い橋が見えて来て、これをくぐって行きます。Roupmap1
航空写真でみると、こんな感じ。

この橋、ループ線になっており、1日1往復の列車を眺めるのはちょっとした観光ポイントになっているのですね。橋の名前は「BaWaSamSaRa Bridge」というのだそうです。普通の橋にはこんな真新しい立て看板が建っていることもないので、ミャンマー国鉄MRとしても、これを観光資源にしたいというやる気には溢れているようですが、現状ではMRに金が落ちるわけではないので、この区間を往復する観光トロッコを走らせてみるとか、せめて橋を眺める展望カフェでも作ってみるとか、どうですかね。

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たった今通って来た線路が直上に。

そして橋をくぐった列車はドンドンと高度を下げ、右手奥にはインレー湖を望む雄大な車窓を眺めつつ、いつの間にかカロー発車時には30分ほどあった遅れを取り返し、ほぼ定刻に夕暮れ迫るシュウェニャウンに到着。残っていた観光客の全員がこちらで下車していきました。駅前で待ち受ける乗合トラックでインレー湖畔のニャウンシュエに向かうのでしょう。
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夕暮れのシュウェニャウン駅に到着します。

 

 

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