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2016年11月 5日 (土)

ラインタヤー休止駅訪問。

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レーローインからヤンゴン市内へ戻るのに予想外に時間がかかったこともあって、今日の訪問はあと一カ所くらいになってしまったこともあり、向かったのは市内北部のダニンゴンからライン川((笑)アルファベットで綴るとHlaing、発音するとこうなるようです)を渡った西岸、ラインタヤ(Hlaingtharya)エリア。このあたりは所謂工業地帯なのですが、ヤンゴンの西側に位置するエーヤワディー地区(現在では以前の呼称であった「管区」を使わず、「地区」という言葉を用いるようになったようです。州と同レベルの一級地方公共団体を指す言葉。正確な説明ぶりとはいえないかもしれませんが。)方面に向かう路線が発着するダゴン・アヤー(Dagon Ayar)バスターミナルがあるエリアですが、こちらも観光客や在留邦人が通常出入りする地域ではないでしょうね。
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ラインタヤー駅正面。色気ないねえ。

こちらには、このエーヤワディー地区の中心都市ヒンタダ(Hinthada。ヘンサダと表記されるものもあるようです)とを結ぶ鉄道路線の終端駅(始発駅)があります。が、ネットによると今年の雨期入り前の5月末から運行を停止しているという情報があり、現状を確認しに来てみた次第。
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ガラーンとしたホーム側。側線何本あるのかな。

上述のバスターミナルの少し先、ヤンゴンとヒンタダやパセインとを結ぶ幹線道路から南に左折して夏草生い茂る何の建物もない大凡駅前通りとは思えない道を数百m進んだ真正面にラインタヤ駅はありました。四角く無骨な如何にも最近建てましたという感のある駅舎の正面玄関は網戸が閉じられていたものの、覗いて声をかけてみるとどうやら人の気配。指示されるがままにホーム側に回って駅舎内に入ってみると、住み着いている不法居住者・・・ではなく、この女性が“Station Master”とのこと。おやまあ。
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番犬?野良犬?に守られた正面玄関。

で、話を伺ってみますに、こちらの路線は乗客数が少なかったため、去る5月末で運行休止となっている由。別に雨季で路盤が流されたとかいった事情ではないようで、運転再開の予定は今のところない由。何せ昼間なら頻発する長距離バスなら4時間ほどで行くヤンゴン(ラインタヤ)~ヒンタダ間を列車だと7時間ほどかかっていたとのことで、乗客も殆どいなかったのもむべなるかな。ライン川に阻まれて市内の環状線に直通することが出来ず乗り換えを強いられていたのもマイナスポイントだろう。バスターミナルならすぐその場で市内路線バスに乗り換えられていたのが、この駅前には交渉制のタクシーしか乗り入れてなかったようだし。
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ヤンゴン市内側は行き止まり。駅名標も寂しげ。

調べてみると、このラインタヤとヒンタダを結ぶ路線は、2014年5月24日に開通したばかり(MR公式サイト)のようだが、それがわずか2年ほどで運行休止になってしまったとは残念なところ。
現在、北西のヒンタダに加え、途中のニャウントンという街で分岐して西の主要都市パテインとを結ぶ線路が建設中で、パテイン側の一部区間は先行開業しているとのことだが、こちらもどの程度の需要があるのか疑問。ニャウントンの西側でエーヤワディー川を渡る大鉄橋が一見(一渡り?)の価値がありそうなのだが、このまま行くと壮大な国費の無駄遣いに終わってしまいそう(こちらは鉄道で渡れず仕舞い)なのが気になります。どの程度の需要予測をもって新線鉄道の建設を行っているのか、ちょっと疑わしくなるミャンマーの鉄道事情。ゆっくり勉強していくことにして、今日のお散歩を終えることにしました。
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ダゴン・アヤー・バスターミナル。エーヤワディー地域への中長距離バスが頻発。

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