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2017年1月23日 (月)

タラウォー支線に乗る。

さていよいよタラウォー支線の列車が、聞き覚えのある汽笛を鳴らしながら入線。先ほどのJR北海道のキハ141系の2連。こちらを見つけた運転士さんが手を振ってくれます。
ここの切符は、一般のミャンマーの人達が購入する常備の硬券ではなく、我々外国人はIDナンバーを記入する手書きの補充券タイプ? のもので、購入には時間がかかります。でも出発30分前まではやっぱり売ってくれません。運賃250kt。

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タラウォー支線の列車が入線。大勢の乗客が我先にと待ち構えています。

そして入線してホームで待っていた大勢の乗客が乗り込むや程なく、3時半発の筈が、15:05には動きだしてしまいました。駅の時刻表も信用ならないな。
さてJR時代の雰囲気を色濃く残す車内は立客も出る満席。立ち席といっても、皆殆どが床に座り込んじゃったりするわけですが。

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JR時代の面影を色濃く残す車内ですが、色々なものが積み込まれています。

レッパダン駅を出発した列車は程なくピィ方面の本線と別れて西へ。線路規格は明らかに低いですが、速度がそれほどでもないので、所謂“ジャンピング・トレイン”にはなりません。程なく最初の停留所…と思いきや、駅員さん常駐のちゃんとした駅でした。この支線も1日1往復しか列車ないのに、駅員の居る駅は多く、更には踏切にも警手というか、遮断機開け閉め係が常駐しています。すごい人件費だと思うのですが、それだけ人を雇うのなら、保線、特に線路のバラスト撒きにもう少し人を割けばいいのにね。
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並行道路があまりないので、貴重な生活路線になってますね。

そして1時間ほど走ったところで、駅でも何でもないところで列車は停車し、乗客の皆さんが下車していきます。ここが噂の壊れた橋の架け替え現場、約500m位を徒歩で連絡しており、皆さんゾロゾロと歩いて行きますが、疲れた人向けにバイクタクシーもちゃっかり営業してます。

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お年寄りの方も多いのだから、枕木重ねて簡単な踏み台位作ってあげればいいのに、な途中降車現場。

橋の架け替え工事自体は、半分くらい出来たところですかね。西側半分はまだ橋脚の足場を掘っているところで、この乗換運行はまだしばらく続きそうです。で、完成して運行が再開されたら、この数百m区間は、未乗区間になっちゃいますね。乗り直しに来ないと。
しかし、元の橋の方、スゴい線路状態だこと…

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右が半分出来つつある新橋、左が元の鉄橋。

橋の反対側には接続列車が。これが橋が落ちかかった際に末端部に取り残された編成。
なので、機関車はこの区間には1両しかないため、プッシュプルではなく、片方向は推進運転になるのだね… 
と思いきや、さにあらず。

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反対側で待つ列車。この荷物車側を先頭に、推進運転で出発します。

全ての乗客が無事に乗り継いだのを確認するまで30分ほどだったでしょうか。先ずは推進運転で走り出した列車は、次のKhamonseik駅の交換設備を利用して機回し、機関車を前方に付け替え。乗客側としては、朝の列車で上って来て、今まで時間あったのだから、その間に機回ししててくれよ…と思わなくもないのですが、その分のガス代ケチってるのかな。そこはわからんでもないです。後でわかったのですが、ともかくこの末端部に燃料を運んでくるの、相当大変そうですから。

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交換設備を利用して、機関車を前方に付け替え。

その間、停車時間中は各種の売り子さん(ビールを調達してきた人もいました)に加えて魚屋さんも登場。近くの川から取ってきたのでしょうね。結構お客がついてますね。

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我々旅行者は買いませんけれど… お魚屋さん。

そして最後、終点の一駅手前で再度機回しして機関車を明日朝に備えて後方に連結、再度推進運転になり、大分暗くなった18:15頃、タラウォー到着。
川向いのヒンタダ行きの渡船は明日朝までないそうで、「駅に泊まってくかい?」と親切なご提案をいただきましたが、ありがとうございます。取り敢えずヤンゴン帰ります。

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推進運転で終点タラウォーに無事到着。何もない小さな集落でした。

今回の訪問で当方から提供できる重要?な情報としては、レッパダン駅の時刻表には、運行停止中のヤンゴン・チミダイン直通も含めて3往復が記載されていましたが、
タラウォー駅員氏によれば、タラウォー朝6時発、レッパダン15時発の1往復しか運転されていないようです。今現在。

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駅から少し下った所の川辺の、この小舟が、“連絡船”だそうです。どなたか駅に泊めて貰って、乗ってみませんか。

そうすると、タラウォーには宿も何もないので、ネット情報によればヒンタダを朝4時に出るらしい渡し舟に乗ってタラウォーまで来て朝6時発のレッパダン行きに乗るか、夕方の列車の到着に合わせてタラウォーにクルマを回しておくか(レッパダンから約2時間。セダンでは嫌な未舗装路を1時間半以上走る。)、かなり乗りつぶしハードル高い路線ですね、ここ。

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