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2017年1月21日 (土)

タラウォー支線へ行こうと思います。

今日はヤンゴンから北北西、ピィ方面への幹線鉄道で70マイルあまり、クルマでよく整備された一般国道を3時間ほどのレッパダン(Letpadan)という街へ。

観光地でも何でもないところなのでガイドブックにも当然出ていませんが、ミャンマー鉄な皆さんには有名な地名ですね。特にここ半年ほどでしょうか、このレッパダンから西へ伸びる23マイルほどのタラウォー(Tharawaw)という小さな集落までの支線の途中の橋梁の架け替え作業の関係で、レッパダンから橋の手前までの運用にカーヤターことLRBE(といっても判らないかもしれませんが、先日のマダウ支線で活躍していたトラック改造の簡易気動車とでも呼べばいいでしょうか)が運用に入ってからというもの、急に知名度が上がったかもしれません。

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NgaPuGale(なんと発音するのでしょう)を通過する、元のタラウォー直通、現在はレッパダン行きの69UP列車。当時の名残か、Upper Classを2両も連結する立派な編成。

残念ながらこのLRBE運用は最近になってJR北海道のキハ141系気動車(RBE)に置き換えられ運用を終了したというネット情報を目にしており、この移り変わりの激しいミャンマーでは、一期一会というか、今あるものがずっとあると思うなというか、気になったら兎も角すぐに飛んでいけという状況であることを見せつけられた出来事でした。

そんなわけで、LRBEの期待はありませんが、この週末土曜日にこの支線に出かけてみることにしました。

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交換するのはピィ発チミダイン行きの64DN列車でしょうか。こちらは中国大連製のDF2000が牽引。

この支線自体は、結構な歴史を持った路線のようです。英領ビルマに初めて鉄道が開通したのは1877年、ラングーンからプローム(Prome)、現在のピィまで(現在の路線で161マイル)の路線が「Irrawaddy Valley State Railway」によって建設・開業したとされていますが、同社は1896年に他の2つの鉄道会社と統合されて国営というか、植民地政府直営の「Burma Railway Company」となり、この鉄道会社がイラワジ(エーヤワディ)川西岸のパテイン(バセイン)周辺の農業地帯の農産物をラングーンへと運ぶためのルートとしてこのレッパダン~タラウォー間の支線と、タラウォー~ヒンタダ(ヘンザダ)間を蒸気フェリーで連絡して、ヘンザダ~バセイン間の82マイルの路線を1903年に全通させたとのこと。

ネット情報では、当時はこのフェリー、ラングーンからの列車に連結された一等車をそのままフェリーに積み込んで対岸に渡すという車両航送までしていたというから驚きです。

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レッパダン駅。入口が閉まってるように見えますが、はい。現在の旅客用出入口が少し左手側にあります。

その(元)幹線路線も現在は、当時の名残でしょうか、ヤンゴン市内のチミダインを朝06:15に出発するタラウォー行き(レッパダン発11:00、終点タラウォーで折り返してチミダインに21:45に戻る)の他、レッパダン発04:30、15:30(タラウォーで折り返して、それぞれ09:05、21:50にレッパダンに戻ってくる)の2往復の支線列車の、合わせて3往復、それが橋梁架け替え工事の影響で実際には1往復しか走っていないような状況になってしまっていました。

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タラウォー方面には3往復の列車が記載されたレッパダン駅の時刻表。なのですが・・・

今日も、11時のタラウォー行きを目当てにレッパダンまで来たのですが、時刻表には(解読には時間がかかる訳ですが)3往復のタラウォー方面行きが書かれていながら、駅員氏の説明では次の列車は15時だと言われてしまったわけで、4時間時間を潰さなければならないことに。現地の駅掲示情報が違っているのですから、もうお手上げですよね。

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開通当時からそのままではないの?と思わせるようなデザインの信号所。@レッパダン駅。

 

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