« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »

2017年4月29日 (土)

「千の菩提」支線に乗ってみる。

モンユワのバスターミナルまでは2時間40分ほど。今日はこのモンユワから南東に延びるボディタタウン(Bawditahtaung)までの支線に乗ってみることにします。
この「千の菩提」を意味する村は黄色いガイドブックにも掲載されている有名な観光地で、130mの高さの巨大な仏像と111メートルとやっぱり巨大な寝仏像、更にはその一体に広がるおよそ1万体とも言われる仏像で有名な宗教的観光地ですね。
Yp1280703
大きな立像と足元の寝仏、金色に輝くパゴダ、右手(見えませんが)に建設中の大仏様。

モンユワから路線バスはないようなので(トラックバスくらい走ってるのかも知れませんが)、バスターミナルで案内してくれた多少の英語を話す三輪タクシーのおっちゃんに乗せて貰ってこの街へ向かいました。
Yp1280686
こちらは手前のタウンボッデー。裏手にまわると駅があります。

途中、こちらも58万体(!?)の仏像があるという、尖塔がニョキニョキと生えた不思議な姿のタウンボッデー寺院(Thanboddhay)に立ち寄りつつ、千だか一万だかの座像の森にも小休止しつつ、巨大立像の方に行ってみれば、右手の方にはこれはまた巨大な大仏様を建設中と来ましたか。この国の宗教法人(?)はかなり懐が豊かなようですね。
Yp1280700
ボディタタウンの名前の由来になった、多数の仏像の広がる園地。

立像の方は、33階建てのビルの高さで中に入って上に登れるらしいですが、そのあたりは下から眺めるだけで十分な当方、門前町の食堂で通常の倍はした観光地価格のレストラン(といっても550円くらいのものですが)で遅めのお昼ご飯の後、未舗装の道を数分歩いて鉄道線のボディタタウン終着駅へ。
Yp1280712
表参道?から北側に歩いて数分、ボディタタウン駅が現れました。

こちら、駅掲示の時刻表には、モンユワ1~4までの列車番号を振られた2往復の列車が記載されており、最近までこの朝夕2往復の運転があったようですが、現在はモンユワ(起点はモンユワ市街地北方のアロンという駅)を朝出てボディタタウンに着き、夕方モンユワに戻るという1日1往復の運行になってしまっています。即ち運転手・車掌は半日当駅で昼寝して過ごすわけですな。
Yp1280718
運用に入っているのは、RBE2587(キハ141-12)と5049(キハ142-12)のペア。

 切符を求めるといつものように事務室内に招き入れられ、程なく15時40分の出発時間。することがなかったために手持ちぶさたなのか、10分ほど前から駅員も乗務員も「やっと時間だ」的に準備を始め、暫く前から乗り込んできていた十名ほどの乗客を乗せ、今日も列車は定時出発です。立派と言って良いのかどうか。出発する列車の後ろには例の立像が聳え立っていますので、これを絡めて撮影するのは定番なのでしょうな。
Yp1280723
車体は沿線の木に打たれてか、塗装はボロボロ。

車両はJR北海道のキハ141系RBEの2連。開業当初はキハ52が運用に入ってた時代もあったようですね。今はこの南国で寒冷地仕様車なわけですが、今日は幸いにもそれほど暑くなく、全ての窓、乗降扉に貫通扉まで開け放って換気に努めているためか、動き出してしまえばそれほど暑さは感じません。
Yp1280727

有人駅の駅舎内には、このように駅内配線・信号図が掲示されています。

1704_mywbdtt_ttb
この路線の時刻表も載せておきますね。再開に期待して、運休中の列車分も。

続きを読む "「千の菩提」支線に乗ってみる。"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年4月28日 (金)

地方のバスも面白い。

シュウェボーまで移動してきたのは、何もない鉄道ジャンクションのキンウーよりも移動がし易くなるため。
こちらの駅でも到着するや否や車掌から駅員に身柄を引き渡され?招かれるままに駅長室へ。暫く雑談の後、駅からバイクタクシーで市街地南方のバスターミナルに移動すると、予想どおり20分ほどでモンユワ行きのバスがありました。
Yp1280668
長距離バスは大型車が多いですが、この2台の出自はわかりません。

行き先別ではなく会社別になっているのでわかりにくい(しかも当然ながら英語表記などまず無い)なか、探し出した事務所でモンユワまでの切符を求めると、これが驚きの指定席制。外国人に対する配慮からか、1番前の席をあてがわれました。

続きを読む "地方のバスも面白い。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月27日 (木)

DMU稼働を確認する。

対向列車との交換待ちなどで、駅毎に遅れが増していった今日の42DN列車が目的のキンウー(Khin-U)に到着したのはおよそ1時間50分ほどの遅れ、朝の5時40分頃でした。んー。接続列車は・・・私の記憶が間違いで6時発であることを期待しつつ下車し、当方の待ち構えていたかのような数名の駅員に訪ねるに、こちら、モンユワ行きの1日1本の普通59UP列車は当方記憶どおりの早朝5時、定刻に出発してしまったとのこと。さあどうしましょう。
Kp1280575
朝のキンウー駅前。

予定では、この列車でモンユワまで乗り通すのが一つ目的ではあったのだけど、途中、全国でもこの区間のみの運行となってしまっているらしいDMU列車の運転がなされているかを確認することももう一つ目的でした。このDMUとは、先だってより何度か記事にしているLRBEの発展型とでも言いましょうか、語源は勿論Diesel Multiple Unit。
ミャンマー国鉄が2001年から06年に掛けて自社工場(ヤンゴンのインセイン及びここサガインのユワトーン(YwaHtaung)工場にて6編成を製造した気動車で、同じ日野製トラックのエンジンや駆動軸を転用しつつも、LRBEとの大きな差異は、タイヤ駆動ではなくキチンと鉄輪による駆動となっている、立派な鉄道車両だということ(という理解でいいのですかね→詳しい方。鉄輪駆動のLRBEもありましたっけ)。
Kp1280583
キンウー駅構内には、休車中と思しきDMU306編成が。動いてないのかなぁ...

見た限り、片運転台の車両を背中合わせに連結した固定編成のものや、両運転台車両+同じカラーに塗られた付随客車2両程度を連結して走るもの、とがあるようで、6編成全部を確認したわけではありませんが、スタイルは各車ビミョーに異なっているようで、これがまた手作り感があっていい味出してるんですよね。
Kimg_5738
駅前食堂で朝ご飯。向かいのカメラは一緒について来た国鉄職員氏。

日本製中古のRBEが席巻しつつある近年、全国で何カ所かあったその運用も次第に減らされ、現在ではこのキンウーを挟んだ一帯、マンダレー~ミッチーナ本線上のシュウェボー(Shwebo)~キンウー(Khin-U)から分岐してイェーウー(Ye-U)、そしてモンユワとの中間ほどに位置する ティンテェインヤン(Tinteinyan)までの間を1往復しているのが唯一だという話を耳にし、これは確かめてみなければならないわけです。
Kp1280592
中間に機関車を挟んだ、不思議な編成が入線してきました。

運転時刻は、早朝ティンテェインヤンを出発、イェーウーで先ほど乗り損ねた59UP列車と交換、ここキンウーでスイッチバックして、この地域の中心都市シュウェボー着、折り返しは午後シュウェボー発でティンテェインヤンに夕方到着してそのまま駐泊、となっています。
ということで、こうなっては仕方が無いので、駅関係者の方からの聞き取りによりますとDMUが運転されているのは間違いないようなので、間もなくやって来るDMU列車をここで捕まえて、シュウェボーまで乗車してみることにしましょう。
Kp1280585
これから托鉢かな? 小坊主が一人駅構内を歩いて行きます。

続きを読む "DMU稼働を確認する。"

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2017年4月26日 (水)

夜行座席列車の旅。

ナバ駅から南に下る列車は、まず最初に来るのは16:32発の56DN列車、マンダレー行き。これがとれればこの列車に乗ってしまっていいのだけれど、この列車は急行扱いらしく結構俊足で、次の目的地には日が変わって程なく到着してしまいます。宿があるかどうか判らない小駅でもあり、出来るならば次の18:10発42DN列車にしたいところ。
Np1280495
駅前広場も未舗装の小さな街のジャンクション駅、ナバ駅舎。

駅舎内事務室を訪ねてみると、昨晩のナバ駅に到着した時に話をして「明日の42DN、大丈夫だよ、明日おいで」と胸を張った当直助役と思しき駅員氏は不在でしたが、あらためて次の目的地キンウーまでの切符を求めると、暫くの後、56DNは満席だけど、42DNなら大丈夫だよ、と無事に発券して貰えました。
Np1280542
今晩のチケットはこちら。外国人向けのフォーマットなのでしょうかね。

このティンジャンの水掛祭り連休の帰省ラッシュ・シーズンでもある中、この途中駅乗車の切符がとれるかを少々心配しており、満席だったらバスかなあ・・・などと考えていただけに、これはホッとしました。昨晩の話が通っていたのか、あるいは外国人枠でもあったのかもしれません。
Np1280489
特急37/38列車専用の切符売り場がホームに設けられています。

この列車には寝台車が連結されているはずなので、寝台車はないか聞いてみましたが、こちらは割当てがないのか即座に「満員」のお返事。座席で寝るのはかなわんで・・・((c)環さん)なのですが、この時期に上級座席車の切符がとれただけでもありがたいと思わなければならないな、とアッパークラスでの指定券をおし頂いたのですが、なんと料金は僅か2,900チャット(250円)っていったい、どういうことですかね。目的地キンウーまでは9時間半ほどかかるのですがね。
Np1280499
中国大連製のDF2000に牽かれた先発の56DN列車が入線。

続きを読む "夜行座席列車の旅。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月25日 (火)

カター~ナバ支線に乗ってみる。

斯様な事情でカターから北東方向に延びていたバモーまでの路線の一部開通区間、は既に列車の運行が休止されており、乗車はかなわず。仕方がないので19世紀末の一時期は本線の末端部でもあった、現在は盲腸線となってしまっているこのナバ~カター(南)間約23kmほどの支線を走る、1日1往復の列車に乗ることにしました。

列車の時刻は、既にミッチーナ本線の時刻表を掲載したとおり、本線との接続駅ナバを朝の6:30発、終点側のカター(南)発が午後の13:00となっています。
N18034336_1325095777579430_70005290
カター(南)駅で出発を待つナバ行き52DN列車。

お昼過ぎに三輪タクシーで到着した駅では、昨晩の駅長氏がニコニコしながら「お、来たね」とお出迎え。パスポート提示を求められることもなく、ナバまで200チャットの硬券乗車券を求め、かつては広大だった駅構内の駅舎前ホームに横付けされたこの52DN列車を眺めることにします。
Np1280404
最後尾の荷物車が一番立派かもしれませんね。

機関車は、独クルップ(Krupp)製のDD1500型1525号機。側面のスタイルがインドネシア国鉄のBB301、BB304に酷似していますが、あちらも同時期のクルップ製でしたっけね。後ろに続く車両は、貨車改造の代用客車、そしてもう一両は長目の有蓋貨車・・・ではなくて、こちらも開け放った2カ所の幅広の扉から覗ける室内にはベンチシートが設置された、こちらも代用客車でした。窓が全くないので、強い雨が降ったりしてドアを閉めると、車内は明かり取り一つない閉鎖空間になってしまうのですね。コレはちょっと嫌だな。
そして編成最後尾には(実はコレが一番立派に見える)20m級大型車体の、幹線の列車に連結されていてもおかしくないような急行塗色の荷物車、と、この機関車+3両の短編成列車でした。
Np1280544
この路線の時刻表です。右側が52DN列車。カター13:00発、ナバ14:50着。

出発前には突然雨が降り出したため、代用客車の車内に逃げ込んで出発を待つうちに定刻13時、汽笛が鳴って少々粗い衝撃が伝わり、この“貨車列車”はゆっくりと動き出しました。

Np1280429
カター(南)駅の片隅に立派な車庫があり、客車が収められているようです。

駅構内の外れには真新しい車庫があり、中にはどうやらRBT800型と称する韓国製の簡易客車が納められているように見受けられましたが、こちらは確認し損ね。しまったな。

程なく衛星写真では、カター河川港まで延びていたと思しき廃線跡と合流するのですが、これはもう相当古い・・・下手をすると19世紀の話なので線路跡であることは確認出来ませんでしたが、他方で右側に分岐していくチャウッチー方面への線路は、ホンの数ヶ月前まで現役だったこともあって、少々草が延びつつある程度で十分走れそうな状態。
Np1280434
カター(南)から分岐して、カター(北)、チャウッチー方面へと延びていた線路。

でしたが、暫くして右後方から合流してきた、ナバ方面とカター(北)駅とを直接結ぶデルタ線のもう一辺は、雨の浸食でか路盤も相当に流出し、枕木が浮き上がりつつある部分もあって、直ちに列車を走らせることは出来ない状況になってしまっていました。
Mp1280439
カター(北)とナバ方面とを結ぶデルタ線の一遍は、荒れ果てた状態。

続きを読む "カター~ナバ支線に乗ってみる。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月24日 (月)

ナバ~カター支線とカター~バモー鉄道プロジェクト。

カチン州からサガイン地域に入ったナバ、は鉄道の分岐点となっているだけで街自体は小さく、この地域の中心都市はエーヤワディー川の河川港があるカター(Katha)という街です。鉄道も一旦はこの街に到達、川辺まで引き込まれた線路から船に荷物を積み替え、更に奥地のバモー、ミッチーナ、そして更なる奥地へと物資が運ばれていった時代がありました。
18033114_1325095770912764_707721207
カター(南)駅舎。

現在このナバ~カター間23kmの路線は盲腸線と化し、1日1往復のローカル列車が走っているだけという状況なのですが、この路線が再度脚光を浴びたのは2000年代後半、軍事政権末期の地方開発政策の一環として、多数の地方鉄道路線が建設される中の一つとして、カター~バモー間153kmの鉄道路線建設が決まり、2007年に着工、2010年2月20日にカター(カター(南)駅)~~モータジー(Moetagyi)間27kmが開通、更に2014年2月7日にはモータジー~チャウッチー(Kyaukkyi)間33kmが延伸され、衛星写真からは更にバモーに向けて相当の建設工事が進んでいるように見受けられます。
18010208_1325095840912757_919353662
こちらは、列車が来なくなってしまったカター(北)駅。あっという間に荒れ放題。

路線は、旧来のカター駅をカター(南)駅と改称、一旦西にナバ方向へと進んで右手に分岐、カター市街地を半周回り込んでカター(北)駅を経て東へ、そして北東のモータジーへと進んでいました。カター(北)駅からはナバ方面へと直接向かうことの出来る線路も設けられ、デルタ線が形成されています。列車の運行は、当国ではよくある「キリラッタニコム・スタイル」で、終点のチャウッチーを早朝発、カター着、午後カター発、夕方チャウッチー帰着で、乗務員は末端部で駐泊という運行形態で、車両は元名鉄のキハ30型RBE車両であることがネット情報として読み取れていました。
18056633_1325095740912767_878053642
カター駅で出発を待つナバ行き支線列車。DD1500+代用客車2両+荷物車ですが、2両目の代用客車は、車内にベンチがあるだけで、まんま貨車に見えますね。

だったのですが、2016年のアウンサン・スーチー女史を国家最高顧問とする現政権に政権が委譲されて以降、ミャンマー版事業仕分けとも言うべき支出削減政策が進められ、これによってヤンゴンの市内電車も運行が停止されたのですが、この路線も末端部のチャウッチー~モータジー間の運転が昨年の雨季入り前頃に取りやめになったというネット情報が流れていました。
Mp1280381
カター・ホテルの壁に飾ってあった、在りし日のカター河川港とそのすぐ傍まで乗り入れて来ていた鉄道路線を描いた絵。

続きを読む "ナバ~カター支線とカター~バモー鉄道プロジェクト。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月23日 (日)

特急列車でミッチーナからナバへ。

既に雨季に入ったミャンマー、調べてみると、本格的な雨季は5月後半から10月前半に掛けてのようですが、ここミッチーナの属するカチン州南部からサガイン州北部についても既に空は暗く雨が強くなったり弱くなったりしつつも降り続いています。数日前に当地を来訪した友人も、雨に降られっぱなしだった模様。
Mp1280264
遠くにアラカン山脈を望みながら南へ向けて走る列車の車窓。揺れ具合が判りますか。

先の大戦中は、このミッチーナ(当時はミートキーナ:密支那等と表記していた)からカチン州の一帯に展開しインド北東部のインパール攻略を目指した約10万人の日本軍が、この地の気候、雨季の大雨やそれによる泥濘、アラカン山脈の険しい地形に阻まれての不十分な兵站補給と熱帯の疾病により大変な苦難の行軍を強いられ、数万人の戦死者・戦病死者を出した土地でもあります。ミッチーナ飛行場を巡る攻防戦もWikipediaにも項目が立てられるほどで、戦略上重要な街でした。
Mp1280269
途中Nanmati駅から分岐していたサトウキビ製糖工場への専用線跡。

こことマンダレーとを結ぶ鉄道も、マンダレーを起点に1891年にシュウェボーまで、その後段階的に延伸され、1895年にカターまで、そして1898年にはミッチーナに達している歴史ある路線です。
ビルマ戦記の手記を読んでも、応召してビルマ戦線に投入、貨車に揺られ、ゲリラ活動などであちこち線路が途切れたり、英軍機の空襲を逃れたりしながらこの地域を北上したなんて話が書かれていたりします。
Mp1280278
最初の停車駅モガウンに到着。雨の中、早速売り子さん達が集まって来ます。

現在このミャンマー北部随一の幹線鉄道であり、並行道路整備状況が必ずしも良くないため鉄道の需要が高く、毎日数往復の長距離列車が走る路線ですが、改善整備が進むヤンゴン~マンダレー間鉄道と比べても線路状態は悪く、時折もの凄く揺れることがあります、っちゅうか、しばしば。
低速域では左右にユーラユーラと揺れるのが、速度が上がってくるとこれに突然縦揺れが加わり、こりゃ脱線するんじゃないの?という恐怖感にも駆られるほどのジャンピング・トレイン。
Mp1280291
Hopin駅で対向列車と行き違い。

スマホの画面もまともに乱視になりそうで見続けられないし、お弁当に手をつけても突然の揺れでボロボロとこぼしてしまったり、楽な汽車旅じゃありません。
それでも、“貨車”に揺られての移動でも、徒歩の行軍よりは随分楽だったという戦争当時を思い返せば、こんなリクライニング(壊れてるけど)シートに身を任せて雨に煙る車窓を眺めながら移動できるというのは天国であり、平和のありがたさを感じなければなりません。こんなところで感じるべきじゃないとは思いますが。

Mp1280293_3
お、対向列車には、寝台車が連結されていますね。

続きを読む "特急列車でミッチーナからナバへ。"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年4月22日 (土)

最北の駅から、特急列車の旅。

入線してきたこちら38DN列車、国鉄MRの列車ではあるものの、カチン州政府の公営企業が運営している特別急行「ミッソン・マンダラー」号という名称の付いた、当国鉄道では数少ないネームド・トレイン。曼荼羅なのかな?
18056799_1324085897680418_6266272_2
推進運転で、列車が入線してきました。乗客の動きも慌ただしく。

とはいえ、ベトナムのサパ行きの観光列車などのような特別なサービス・車両なわけではなく、見た目も内装もサービスも、国鉄MRの他の列車と何ら変わるところはないようです。唯一、この1-2人掛けのゆったりとしたUpper Class車のシートにかけられたカバーに、同社のシンボルマークが描かれている事くらいでしょうか。
Mytp1280237_5
ミッチーナ駅に入線して来た特急列車。これから旅立ち、アガります。

Mytimg_5673_2
ミャンマー正月の飾りつけをつけたままの元イセ3、RBE2511号車。

そんなわけで当方にとっては久々の長距離優等列車の汽車旅です。
出発直前に入線してきたモガウン行きRBE2511(元伊勢鉄道イセ3)をひやかす時間があったのは幸い、定刻12:00に見送り客に手を振られながら、雨のミッチーナ駅を出発です。

続きを読む "最北の駅から、特急列車の旅。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月21日 (金)

ミッチーナ駅・機関庫探訪。

一段と雨の強くなったミャンマー国鉄MR最北の駅ミッチーナ。
まずは駅横の切符売場で本日乗車予定の切符の購入。

18033504_1324086027680405_822453225
雨のミッチーナ駅から今回の旅を始めます。

本日乗りたい列車は12時発のマンダレー行き38DN列車。片言の英語で無事Upper Classの乗車券を購入できたので、汽笛の音に引かれて駅構内に入っていくと、ちょうど日本型のRBE列車が到着するところでした。

Tktimg_5671_6
今晩の乗車券。普通の切符とは違うデザインですね。

こちら元平成筑豊鉄道303号車のRBE2568で、150kmほど先のモニンという街からやって来た列車。当地ミッチーナではもう1運用、60km先のモガウンまで別のRBE運用があります。
18034146_1324085947680413_621856446
平成筑豊鉄道からやって来たRBE2568号車。

その気動車の回送を追っ掛けていくと、駅舎から見て左手奥(南側)に機関庫が現れ、RBEの姿も見えたので、事務所にご挨拶して撮影許可をお願いする。
と責任者と称する方いわく、「あー、昨日も日本人のRBE好きが来たわー」って、迷さんですな(笑)。
結果、快諾。当庫には2511、2569、2570の3両のRBEと1両のDLがいて、今入ってきてるの(上述のRBE2568)はモニン所属の車両、裏に止めてあるRBE2570(元樽見鉄道のハイモ230-312)は今は故障中で動かないんだけどね… といろいろ説明してくださり、最後は水ボトルまでいただいてしまいました。

17991099_1324086004347074_122086356
残念ながら休車中の樽見鉄道車。が、ふと気づくと復活してたりするのがここミャンマーですから。

続きを読む "ミッチーナ駅・機関庫探訪。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月20日 (木)

狭胴ジェットで北部へ。

出張疲れも1日半でとれ・・・とったことにして、今日から残る連休を少しでも楽しむことにしました。

今朝のフライトは朝07:10発のエアー・マンダレー6T801便ミッチーナ行き。
以前、といっても2002年の最初の訪緬時、また2012年の正月だったかにミャンマーを訪れた時は、国営Myanma Airwaysの運行が不安定だとして、Air Baganと共に“信頼できる国内線”に挙げられていた会社ですが、その後同社の経営が不安定となり運行停止の憂き目を経て、再度国内線の運行を再開している会社です(Wikiなど参照)。その頃以来久しぶりの同社、以前はATR機による運行でしたが、現在は2機のエンブラエルERJ145機を運行しているそうで、こちらもまた日本に住んでいると珍しい機体ですよね。私自身、以前どこで乗ったか思い出せないようなレアキャラ。

18033566_1324073617681646_477751365
出発時は逆光でまともに撮れなかったので、ミッチーナ空港到着の写真で。

機内は1-2座席配置で、定員は50名ほどというから、当地国内線で主力のATR72よりも少なく、ジェット機ですので多少早いとはいえ、1時間半程度の国内線でどれほどの差が出るかといわれると、ちょっと?な気がしなくもないです。国内線各社がATR72型機で機種を揃え、整備やコードシェアなどで協力関係にある中、敢えてこれを運用するメリットというのは、どういったところにあるのでしょうね?

18010457_1323917414363933_236926819
1-2配置の狭い機内。頭上の荷物入れも、片側のみに設置されてます。

17991267_1324072227681785_263750077
国内線でも、1時間半の長距離便ということもあって、立派な機内食、ホットミール(しかも2種類から選択あり)が提供されたのは立派ですね。そんな贅沢やってるから、経営悪化するとか言わないよ。

続きを読む "狭胴ジェットで北部へ。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月18日 (火)

帰路の朝のKLIAは酷い。

お仕事終了、朝9時発のMH740便でヤンゴン戻ります。
事務所のクルマで2時間前に空港着いて、自動チェックイン機で一瞬で搭乗券(荷物タグも自動発券?されるのですね)は受け取れ、ここまでは順調な限りだったのですが、預け荷物のドロップオフにここから1時間15分の大行列。

17904351_1322028944552780_740220799
この行列ですよ。カウンターの数、全然足りてません。

やっとスーツケースを預け、こちらはそれほど深刻ではなかった出国審査を受けて搭乗ゲートに向かってみると、今度はゲートチェンジな由、エアロトレインと称する無人運転の電車に乗って移動したサテライトの、更に奥の隅っこの搭乗口に着いた時にはもう出発30分前になってしまっていました。そして待つ程もなく搭乗開始に。
18010655_1322028947886113_138393556
到着時はちょっとだけ尻尾が見えました。

これは絶対にまだ辿り着けてない人、遅れてる人いるよなー、と思っていたら、案の定、機内で延々待たされ、スポットオフは結局25分遅れ。
朝のKLIA、ちょっと要改善かと思いました。
17952900_1322028981219443_388216616
機内食はこの「ナシ・レマク」ですが、なんか、Air Asiaの3ドル位の有料食と変わらないね。味はまあ、ソコソコ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月12日 (水)

また出張ですか。

つい一昨日の晩ヤンゴンに帰ってきたばっかりでしたが、今朝からまた出張です。はい、いつものロジロジ君で、行き先はマレーシアのクアラルンプール。今日から当地はティンジャン(ミャンマー正月の水掛祭り)の大連休なのですが、そんなこと日本のペースで仕事する人達には関係ないですよね。

17903577_1314574238631584_740936357

ところでこのティンジャン連休、当初は4/12~21(その後23日迄週末)という長大連休に過ぎたため、経済活動に支障を来すということで、ミャンマー政府は1ヶ月ほど前に突然短縮令を出しました、って少し前に書きましたかね。
17883528_1314574228631585_738668666
出発時も到着時も全然写真撮れませんでした。MH741便のB737-800型機。

ともあれ、タイのそれに比べて遙かに容赦ないという噂の水掛けに今朝は若干警戒したものの、流石に空港の入口で水を掛けようとする輩は現れず、無事に搭乗手続き・・・ 
と思いきや、手元のE-ticketには「第一ターミナル」と書かれているマレーシア航空、実は新しい第一ターミナルではなく、古い方の第二ターミナル発着だったということに気づかず、一旦外に出てスーツケースをガラガラと押しながら移動する羽目になってしまいました。結局汗だくよ。
17862783_1314590815296593_276598140
機内誌は大阪特集。ところどころに変な日本語が垣間見られますが。

そしてマレーシア航空MH741便、ヤンゴン~ハノイ路線よりも長い気がするのですが、出された機内食は↓こんな感じ、の、LCCの有料3ドルくらいで出されるような残念感の強いものでした。今はレガシーキャリアの短距離便は、皆こんな感じになってしまったのですかねえ。
17884075_1314881631934178_684198126
ラザニアというもの自体は嫌いではありませんが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月10日 (月)

ヤンゴン戻ります。え、この飛行機⁉ 

そして慌ただしかった休暇も終了、ヤンゴン戻ります。
帰りも往路と同じベトナム航空、VN311便、ハノイ行き・・・ なのですが、直前にホーチミン行きのフライトが重なる時間帯なため、チェックインカウンターは大混雑・長蛇の列。ビジネスクラスですら20分ほども待たされたので、エコノミーの方はといえば1時間待ち?なんてなりかねない状況に見えました。

17523151_1311230065632668_574153797
大混雑の成田空港第1ターミナル北ウイング。中森明菜ですな。

フライトは往路と同じB787かと当然思いきや、思わぬシップチェンジでA330に変更。フルフラットシートの筈が、随分とくたびれた旧態依然としたシートで、混雑の影響か隣もばっちり埋まってしまいました。
そしてハノイで小休止の後、こちらも殆ど満席のVN957便のA321に乗り継いでヤンゴン帰着。ハノイ空港は、JALUXが出店を出しているので、最後ここで荷物重量関係なく、機内持ち込み荷物として日本のお菓子を買いまくれるのが良いですね♪

17884319_1311230062299335_699811506
あれ、B787じゃないぞ!?
左の飛行機に乗ってもいいなー(笑)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年3月 | トップページ | 2017年5月 »