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2017年9月 8日 (金)

仕事帰りに夜行寝台列車に飛び乗る幸せ。

学生時代の後輩S尾さんが前回インドネシアに続いて当地ミャンマーにも御来訪、ということでこの週末は短期間ではありますが地方へ出ることに。

出発は金曜日、夕方1時間の時間休をとって早退し、17時発のマンダレー行き本線急行3UP列車、の寝台車をとりました。こちら以前2012年にミャンマーに旅行で来た際にヤンゴン~バガン路線の列車で少々変わったスタイルの寝台車で乗った事があるのですが、それ以来です。
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ヤンゴン中央駅の1番ホームで出発を待つ、マンダレー行き夜行急行3UP列車。

ということで、昨年10月にミャンマーに転勤して来てから、寝台車に乗るのは初めてで、ちょっと気分が上がりますね。

その時の車両は、恐らくイギリス時代の伝統のスタイルなのでしょうか、車体には4か所の個室、2段寝台が左右に設けられた個室に分かれ、それぞれに合計4か所(左右で8か所)の扉があり、個室相互間は行き来が出来ないという、日本では見られない形態の車両でした。
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ヤンゴン駅に入ると、目の前に3UP列車が待っています。気分が上がって来ます♪

この日、出発の20分ほど前に到着したヤンゴン中央駅の1番ホームに入線していた列車は、大連製DF2000型機が牽引、寝台車1両、Upper5両、Ordinary9両、食堂車にガード車が連結された19両編成!?な堂々とした優等列車です。
最優等・最速の5UP-6DN列車は、中国製の新型客車が導入されていますが、こちらには寝台車の連結がありません。1UP-2DN列車は、サポーヤター(メイル)と呼ばれる鈍足列車ですので、この3UP列車は、ミャンマー国鉄MRの誇る看板列車と言っても過言ではないかもしれません。
かつて一時期、「Dagon Man Express」と称する、民間会社運営による、主に観光客を対象とした特別列車が走っていたそうですが、残念ながら現在はそのような列車の運行はないようで、この3UP-4DN急行がミャンマー国鉄MRにおける最豪華列車なのかもしれません。
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Upper Class Sleeper(一等寝台)車と切符。マンダレーまでで10ドル弱。以前のバガン急行は外国人料金で50ドルだった記憶が。今は、安過ぎませんかね。

そして寝台車。以前バガン急行で乗った変わったスタイルの個室列車の他、マンダレー~ミッチーナ路線の夜行急行列車には4人個室(カルテットのようなコンパートメント・スタイル)の寝台車が連結されているのを見たことがありますが(満席で、乗れず)、今日この列車の寝台車はこちらのスタイルでした。


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個室寝台車の車内。ちょっと窮屈ですが、不潔感はあまりありません。

なのですが、我々2人にあてがわれたのは、車端のF号室。こちらは隣のE号室ともども、上下に寝台が設けられた2人用個室でした。ということは、A~D号室が4人個室で16名、E・Fが定員2名の合計20人定員ということになりますね。なのですがこのF号室、車端部ということで部屋の角が三角に切り落とされており、若干窮屈です。他の客室のようにドアを開けっぱなしにして(冷房は勿論ついていません)反対側の車窓を眺めることも出来ず、ちょっとハズレ席かもしれません。
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端正な寝台車の車番はBNUEZ12929号車。詳しい方に寄れば、「ボギー(B)・一等寝台(NU)・車軸発電機付き(E)・貫通路付き(Z)」車両だそうです。

 

ともあれ定刻17時、発車時刻を勘違いしていて、駅に出入りする日本製ディーゼルカーの写真撮影に夢中になって乗り遅れそうになったS尾君が、ゆっくり走り出した列車に慌てて飛び乗り、ヤンゴン駅を出発しました。
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壁にはUSB対応の充電用コンセントが。インドネシアもそうでしたが、この辺のサービス強化は日本を上回っていますね。

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コメント

フ・エータさま、
はじめまして。いつもブログ、SNS、雑誌記事等で貴重な情報を拝見しております。
そうでしたか、これはまだ投入されたばかりの新車なのですね。中国国内の寝台車と似た調度部品が使われているように見えましたが、当然ミャンマー国産なのでしょうね。
そうしますと、充電用の端子やコンセントは、全ての寝台車にある訳ではなく、今後の新製・改造時の設置に期待といったところでしょうか。ニーズは高いでしょうし。

こちらこそ今後宜しくお願いします。次回ヤンゴン御来訪の折には、是非お声がけください。

投稿: 落花生。 | 2017年10月12日 (木) 02時05分

はじめまして。

落花生。様が乗車された12929号車は、昨年から運行に投入された最新鋭の車両です。
室内に充電用USB端子が設置されているとは初めて知りました。
ミャンマーの人も結構スマートフォンで動画を見たりゲームをしたりしていますので、他の列車にも波及するのかどうか気になる設備です。

現地情報・旅行記楽しみにしております。宜しくお願い致します。

投稿: フ・エータ | 2017年10月11日 (水) 12時25分

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