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2018年2月 4日 (日)

トレッキングからのー チャイントン駅訪問。

 チャイントンでの初日土曜日は、クルマを借りて、チャイントン近隣(といってもクルマで1時間弱程度)の少数民族の村を廻ってきました。公共交通機関は全く当てに出来ないところなので、値段もそれほど高くないこともあり、時間優先です。そして同行してくれた30歳くらいのガイドさん。英語、ミャンマー語、シャン語に加え、タイ語、各少数民族語も日常会話くらいは問題ないそうで、いったいどういう頭の構造をしているのか。日本語すら怪しい当方としては全く驚愕するばかり。
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村への行きがけに立ち寄った、蒸留酒製造工房。

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こんな村々を幾つか歩いて回りました。

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村の子供達がやって来て軽い売込みはありますが、よく指導?されているのか、不快感はそれほどありません。

 そんな彼の案内で幾つかの村を歩いて回った後、今日のハイライトはチャイントン駅(笑)。市街地西方のバスターミナルの先、チャイントン大学の近くの道沿いにあります。
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Google map見るとこんな感じ。

 このチャイントン駅、2010年12月末に隣駅ウォンカウンとの1駅間5.8マイルだけ開業し、6ヶ月ほどの短期間だけ運行された後に運休となってしまったという悲劇の鉄道路線です。
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何より立派なのは、開通記念碑ですね。

将来的には、州都タウンジーから南->東->北とU字型に走ってナンサンそしてムエネまで伸びてきていた鉄道(以前タウンジーで訪れたこの路線です)、更にミャンマー全土の鉄道網に繋がる予定で、末端の1駅区間だけが軍政下にその地方開発政策の成果を見せつけるかのように開業し、爽やかな白字塗装の平成筑豊鉄道のディーゼルカーが走り出しました。
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チャイントン駅舎には、住み着いておられる方が。

なのですが、水害による路盤崩壊で敢えなく半年ほどで運休、その後復旧工事がなされることはなく、タウンジー側区間との連結工事もストップしてしまいました。恐らくはこの区間の営業列車に乗った日本人はいないのではないかしら。
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放置された3両の平成筑豊鉄道車。いずれ土に帰って行くのでしょう。

 そんなチャイントン駅。駅舎には人が住んでいるようですね。そして駅の東側の線路の終端部に、この区間の営業に用いられた3両のRBEの廃車体が放置されています。RBE2562、2563、2548号車、即ち元平成筑豊鉄道の109、102、そして104号車ですね。線路が繋がっていないこの地まではトレーラーに積んで運んできたのですが、運行休止直後は復旧工事・運行再開するつもりでそのまま留置しておいたのでしょう。
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車内や運転室の様子。使える部品は全部取り去られているのがよく判ります。

その後、そのような可能性もなくなり、MR当局が部品取り車として窓ガラスやエンジン等の走行部品、台車などを軒並み剥ぎ取って持っていってしまったと思われます。足場?を噛ませてダルマ状態になってしまった3両の気動車、SNSに写真を上げたら“鳥葬みたい”とのコメントをいただきましたが、まさにそのような状況で夕日を浴びて佇んでいました。
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元の車番もしっかり残っているものも。

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ミャンマーに持ち込まれた気動車は、機関区の隅で廃車に近いような姿で放置されていたものが、突然再整備されてまた走り出したなんてニュースを時々見ることがありますが、
流石にこの3両の復活は、もうないんでしょうなぁ...
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タウンジー方面とを結ぶ国道(外国人は通り抜け不可)から3両の廃車体が良く見えました。

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