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2018年4月21日 (土)

ミャウーへの道すがら。

先ずは南線のピードーター始発駅に立ち寄って時刻確認の後、目指したのは北線の南の始発駅クァンタウン。その手前で、南線の終端イェチャンビン(シットウェ技術大学脇)から更に1駅分線路が延びているのが衛星写真で確認出来たため、そちらにお立ち寄り。こちら、先の記事で書いたPardaleik(パダレイ)駅で、駅舎も完成していましたが、列車の運行はなされないまま現在に至っているようです。
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雲一つない青空の下、クァンタウン駅に佇む松浦鉄道RBE2両の北線列車。

ここからクァンタウンまでは写真で見る限り一面の湿地帯で、ここにきちんとした築堤を作って線路を引くには相当の手間がかかりそうな印象。そういうことで着工が後回しになっているうちに時代の趨勢が変わって工事中止となったのでしょう。
クヮンタウン駅も小さな集落の街外れにポツンと佇む駅で、周辺にはなにもありません。ここから/ここまで乗車する乗客がいるとは思えないような駅です。今日この時間帯は到着したばかりの元松浦鉄道のRBEが2両停車していました。駅員も運行関係者も全く見当たらないので、随分早着したのかもしれません。
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木に覆われたポンナジュン駅。左手側の築堤下に鉄道員官舎があります。

そしてようやく街と呼べるようになったのがポンナジュン。
市街地が形成された後から最近になって建設したにしては上手く市街地の中まで用地を確保できたなという印象の立地の駅ですが、直ぐ近くの職員住宅から駅員が出てきてくれ、この北線の時刻を確認することが出来ました。

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日暮れ前に到着した、チャウトー駅。

更に北に進み、現在の運行区間の終点カナンタウンから北側でも一つ二つの駅に立ち寄りながら、終点のチャウトーへ。
この駅には、北線区間で使用されてきた車両が留置されていました。
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駅構内の全体像。1番・2番線に5両のRBE、3番線に5両のRBTが留置されています。

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ここも立派な開通記念碑。左手には駅名標が転がってますね。

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駅舎内には2往復の列車が来ていた時代の時刻表や運賃表がそのまま。

駅舎側1番線には松浦鉄道のRBE2558と2552、2番線にはRBE2533(甘木鉄道AR201)、RBE2549(平成筑豊108)、松浦鉄道のRBE2553。いずれも塗装はピカピカで今にも走り出せそうな状態。そして3番線にはRBT800型客車が5両、こちらは開業時に持ち込まれて以降殆ど使用されなかったのかもしれません。外観も兎も角、内装は荒れるに任せてボロボロ。一度デッキで床を踏み抜きそうになりました。元々簡易な構造で“粗製濫造”に近い車両だったようですが、劣化の進みも速いようです。

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RBE2553。元松浦鉄道MR103だそう。

驚いたのは、駅舎からホームに出ると、これらの車両を撮影している若者がいたこと。一人が日本人風に見えたので、一瞬まさかこんなところに日本人鉄!の人かと思いましたが、地元の少年達でバイクで写真撮影(FB?インスタ?)に来ただけで、特段の鉄道好きというわけではない模様。
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元甘木鉄道AR201のRBE2533号車。
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元平成筑豊鉄道108のRBE2549と元松浦鉄道MR105の2558(右)。

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ホーム側1番線の北側には元松浦MR102のRBE2552。

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こちらはRBE2549(元平成筑豊鉄道108)。

現時点で問題の橋梁の修復作業が行われているのか、休止区間再開の目処がたっているのかわかりませんが、このままこの5両のRBE車両が朽ち果てていくのを見るのは忍びないですね。チャイントンの平成筑豊車のようにならないように、もう路線修復を放棄するならば、せめて本線部に陸送して別の地域で再活用して貰いたいものです。
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RBT800の車内はこんな状態。

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RBT839号車と読み取れますね。いずれこのまま土に帰って行くのでしょう。

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