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2018年8月 1日 (水)

雨から逃げて北シャンへ(その6:マンダレー~ラーショー線の旅・渡る編。)

ナウンペンまではこのUpper車は半分ほどの乗り、左側の2人掛けを広々使っていた当方でしたが、この駅でたくさんの観光客が乗り込んできた煽りを受け、右側の1人掛け座席に移動させられてしまいました。このUpper Class車両も満席です。白人だけではなく、タイ語も聞こえますね。英語で会話しているアジア顔の人達はシンガポール人でしょうか。

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右手前方にお目当ての橋が見えてきました!

皆さんの期待は、ご存じゴッティック橋(Gokteik Viaduct)。1900年に建設されたこの鉄橋、Wikiから簡単に書き出しますと、全長689m、15本の橋脚が10のデッキトラスと6つのプレートガーダーを支えるトレッスル橋で、川面から橋までの高さは335Ft(102m)。高千穂橋梁が353.76m・川面からの高さが105m、餘部鉄橋(旧橋)が310.59m・高さ41.45m、バンドゥン線のチクバン橋が長さ300m・高さ80mだそうですから、その規模感を想像していただければと思います。

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渡り始めます。前半、特に高い!  

以前2012年にこの橋を渡った時とは、若干数値が違うかもしれませんが、御容赦を。
ナウンペンから走ること約40分、手堀り感の強いトンネルに入ったあたりからが心の準備が必要です。右手前方に白い高鉄橋が見え、2つ目のトンネルを抜けて大きく右カーブし、その鉄橋に差し掛かります。高いっ! 深いっ!

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左手の車窓、下の方に線路が見えます。

(マンダレー方面行きのDN列車では)車窓左手側は橋梁構造物が若干邪魔をするところもあり、景色が良く写真映えするのは右手側車窓ですが、左手側の谷底には、1970年代後半にこの鉄橋が使用困難となった場合に備えて建設されたという代替路線の線路が見えます。この谷底まで一旦人と荷物をインクラインか何かで下ろして、また上げるつもりだったのでしょうかね。

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渡り終えたゴッティック駅側からの方が、全体像がよく見えるでしょうか。

そんな高い鉄橋、やはり今回もグラグラと揺れている感じがしますが、大勢の観光客を乗せてゆっくりと亘りきった列車は、右にカーブして、ゴッティック駅に到着です。

橋の袂には十数人の観光客がカメラを抱えているところを見ると、この駅に列車以外で来る方法もありそうですね。
この駅で数分の停車の後列車はマンダレーへ向けて走り出しましたが、右手の側線には、インド製の保線車両、の後部に座席を据え付けた、恐らくは観光用のトロッコ的な車両が1両。

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見慣れた保線作業用車両ですが、後部が客席になっていて、観光列車に使われています。

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我がマンダレー行き列車が出発して程なく、右手後方の車窓に見え隠れする鉄橋の上をこの黄色い保線車両が走っていき、そして橋の中央部に停車しているのが遠目に見えました。以前は、いすみ鉄道のレールバスで運行されたこともあるらしいこの鉄橋の観光列車、現在はこの保線車両で運行されているのですね。側窓がないオープンスタイルの車両ですから、さぞかし爽快感高いことでしょう。

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ナウンキオ駅。クルマでのお急ぎ組はここで何組か下車していきました。

それから暫くは鉄橋が遠ざかるのを眺めながら30分ほど走り、ナウンキオに到着。この駅前にも2,3台のワンボックス車が待ち受け、先ほどの日本人家族連れやその他の観光客を乗せて行きました。乗り潰しに拘らず、この橋だけを楽しむのなら、こうやって借上車も活用してマンダレーやピンウールィンから日帰りで来るのが良いのでしょうね。

そして列車はこのまま2時間ほど走り、次第に夕暮れの日差しとなり始めた15時半過ぎ、本日の目的地ピンウールィン駅に到着です。

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ピンウールィン駅に到着。バックパッカー観光客は殆どがこの駅で下車しました。

列車はこのまま走り、終点マンダレーには定刻であれば21:15の到着となりますが、この先のスイッチバックに差し掛かるころには日も暮れて真っ暗となってしまい、車窓はあまり楽しめません。
また、その時間にマンダレー着では、ヤンゴン行きの飛行機も終わっていますし、夜行バスも22時頃が最終なので、少々厳しいところ。まあ明日も休みなわけで、マンダレーで一泊してもいいのですがね。

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