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2018年9月21日 (金)

ダウェイ・ポート駅訪問。

こうして今日は無事に目的地ダウェイに到着することが出来ましたが、小雨交じりの天候ではありますが、幸い日没まではまだ1時間ほどあるようです。折角なので、ちょっと行ってみたい場所があったので、ここまで乗せてくれた四駆タクシーの運ちゃんと交渉して、行ってみることにしました。

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ダウェイ市街地の南にあるダウェイ・セイッカン休止?駅。

ここダウェイには、戦前に英国の手により建設されていた、モン州南部のイェ―まで伸びていた鉄道が、1995~98年の軍事政権下に延伸され、到達して来ています。MR公式によると、

30th May 1995 Dawei-Yebyu Line opened.
24th Sept 1996 Ye (Chaungtaung) - Kaloggyi Line opened.
26th Mar 1998 Yebyu – Paukpinkwin - Kaloggyi Line opened.
と書かれていますので、北から南へ順次延伸されてきたのではなく、ダウェイ側からも工事が進められ、中間で結ばれたようですね。

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ダウェイから南へタイェッチャウンまで、5駅分の線路が描かれています。

それに加えて、

4th June 2011 Dawei - Thayetchaung Line opened.

という記載があります。MR公式の路線図を見ると、確かにダウェイから南へ向かいタイェッチャウンまで19.31マイルの路線が描かれています。

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ダウェイ駅に貼られた時刻表にも、「ダウェイ・セイッカン」駅までの列車の時刻が。

実際にこの区間に旅客列車が運行されたことがあるのか、貨物列車だけでも走ったのか確認できていませんが、ネット情報や書籍等を見る限り、少なくとも3.56マイル先のダウェイ港(ダウェイ・セイッカン)駅まではほんの数年前まで列車の運行があったようです。

ダウェイ駅に貼られた時刻表にも、ダウェイ・セイッカンまでの列車の時刻が書かれているのが読み取れます。

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ダウェイ~セイッカン間の休止中の線路。

最近の当地鉄道を取り巻く情勢から、この1駅区間が復活したり、あるいはタイェッチャウンまでの旅客列車の運行が開始される見込みは、まあないのだとは思いますが、折角なのでこのダウェイ港(ネットでは、ダウェイポート駅と書かれていることが多いようです)を訪ねてみることにしました。

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ダウェイ・セイッカン駅からさらに南(左)側の駅名が残ります。

タイ国境側ではなくダウェイ市内で暮らし、バスターミナル近くで奥さんが店をやっているというこの四駆タクシーの運転手さん、「ダウェイ・セイッカン」駅の存在をよく知っており、あっという間に住宅街の中の細い道をすり抜けて駅まで連れて行ってくれました。

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駅構内。ホームは立派ですね。

そのダウェイポート駅、駅員や管理人などはいないものの、駅名標の表示にはクリアに更に1駅南の「シンモッティ(でいいのかしら)」の名が示されていました。雨もちょうど止んだようなので、クルマを降り、地元の少年たちがたむろし、白い牛がのんびりと歩く駅構内に立ってみると、周囲に何もなく、草生して埋もれそうな細道を数百m走って辿り着かなければならないダウェイ「本駅」に比べて、周囲が開けて住宅も多いダウェイポート駅まで列車が来ていたというのは何となくわかる気もしました。

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牛がのんびりと改札口に向かって歩いていきました。

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