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2018年9月18日 (火)

ラオス鉄道の旅。

明けて9/13(木)朝は寝台車での目覚め。隣の食堂車で、やはり何となく物寂しい朝食を食べ、寝台に戻ると片付け作業の人がやって来ました。プルマン式寝台を折り畳んで座席にする作業も、久しぶりに眺める気がします。

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朝ごはんもこんな感じ。まあ、こんなもんですよね。

途中のウドンタニで大勢の下車があり、終点のノーンカイ迄乗り通したのは、この車両ではその殆どが外国人などの観光客のようです。駅前に集まるソンテウやトゥクトゥクなどで思い思いに出発していきますが、駅に残った10人ほどは、このまま一緒にラオスに向かう人たちですね。

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終点ノーンカイ駅のホームには、ラオス行きの接続列車の案内と、入管のカウンターが。

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ヴィエンチャン、そしてバンヴィエンまでの連絡運輸? ラオス側の鉄道駅タナレーンまでは70バーツです。

ここで接続する列車に乗り換え、タイ・ラオス友好橋を1日1本の列車で越え、ラオス側の終点タナレーン駅に向かいます。切符は70バーツ、発券窓口の案内によると、ヴィエンチャンそして観光地バンヴィエンまでの乗継チケットも買えるみたいです。どういう接続になっているのか、聞いてみればよかったな。

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接続列車はこの2両編成の気動車。僕らの好きな奴。

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サボは「ノーンカイ~タナレーン~ノーンカイ」。

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車内は、国鉄臭がプンプンしますねー。

ホーム上に設けられた、かなり緩い(横を幾らでもすり抜けられる)出国審査でスタンプを貰い、そのほぼ全員がバックパッカー風の乗客が案内されたのは、70年代日本製の気動車2両編成。紫色に塗りなおされて綺麗な状態ですが、古さは否めないというか、懐かしい香りのする車両ですね、我々的には。

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タイとラオスを結ぶ友好橋(併用橋)の真ん中、タイとラオス双方の国旗が見えますね。

先ほどの特急列車が既に1時間ほどの遅れで到着したのですが、こちらの接続列車は当然これを待ち受けての発車です。この列車単体の利用客はゼロ、なわけですし。

全員が乗車したのを見計らって出発した列車は、程なく右手に旧ノーンカイ駅への線路跡を分け... と書きたいところですが、草が激しく生い茂り、車窓からは確認できませんでした。旧駅は残っているようです。

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ラオス側の車止め遮断器。この国境では、クルマも走行車線が変わります(タイ:左側通行、ラオス:右側通行)。

橋に差し掛かると、左手に遮断器でクルマの流れを止め、列車は優先走行で橋へと進入していきます。ミャンマーでもよくある“簡易な方”の併用橋ですが、クルマの往来は結構あるとはいえ、列車の方が1日1往復ですから、まあこれでよいのでしょう。将来列車の本数が増えたら、はまあその時にまた考えるとして。

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ラオス鉄道の車窓から♪

途中橋の中央付近で両国の管轄区域を越えたのか、橋の欄干に飾られた国旗がタイからラオスに変わり、そしてラオスの大地へ列車は乗り入れて来ました。立派な国際列車です。前回この橋を渡った時にはまだ列車の運行は開始されておらず、その後のビエンチャン訪問は2回とも出張で、仕事を抜け出して汽車乗りに来るわけにもいかず、忸怩たる思いをしていたところ、ようやく乗れました。

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終点タナレーン駅に到着。タブレットですね。

そんな憧れ?のラオス鉄道の車窓ですが、橋の近くの雑然とした道と、その先の田園風景がホンの数分、あっという間に終点タナレーン駅に到着してしまいました。
これでラオス鉄道、完乗です。「ラオス鉄道の旅」書籍を書こうにも、背表紙に題名書けないね、とSNS上で茶化してくれた友人がいましたが、全く仰るとおりです。

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欧米人パッカーはアライバル・ビザ申請、日本人の我々はノービザで先行入国出来てちょっと気分良いね。

現在、北に接する中国雲南省からこのビエンチャンを目指して「中老鉄道」の建設工事が進められており、それが完成した折には、標準軌1,435mmの中老鉄道の列車はこのタナレーン駅まで乗り入れてきて、そして荷物はメーターゲージのタイ鉄道に積み替えられてタイへと運ばれていくのだという記述を読んだことがありますが、さてどうなることでしょうね。

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タナレーン駅からタクシーで国境に戻ることにします。

駅舎内のイミグレで入国手続きをして、あまりの乗客の少なさに手持無沙汰なタクシー運転手の一人と交渉して、タイ国境まで送って貰うことにします。旅行客がくれたという各国の紙幣を集めているのを見せてくれたのを一瞥すると、ミャンマーチャットがないようなので、ピン札の小額紙幣を一枚プレゼント。「幾ら?」と聞くので、「んー、3バーツくらい」と応えると大笑い。ミャンマーからのバックパッカー旅行者はまだあまり来てないのかな。

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