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2018年9月11日 (火)

復活カンボジア鉄道に乗る(北線:乗るまで)。

無理やりやって来たポイペトですが、こうしなければならない理由がありました。
先般、ポルポト時代~内戦の間に破壊され、その後2009年頃まで細々と運行がされていたというカンボジアの鉄道ですが、一旦運航休止、その後豪州の外資も入った民間会社「Royal Railway」が修復と運行を行うべく投資、ADBによる支援も受けつつ、2016年4月に南線と称せられるプノンペン~シアヌークビル間263kmの旅客・貨物営業を開始しています。

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まだ薄暗い早朝のポイペト駅舎。駅舎内では各種の改装工事が未だ継続中です。

その後、タイ国境ポイペトとを結ぶ北線385km(うちプノンペン側9.4kmは南線と重複)の改修が進められ、本2018年4月4日にポイペト~シソフォン、同29日にバッタンバン、5月末にプルサットを経て7月4日に無事にプノンペン~ポイペト迄の全線の運行が再開されています(いずれもネット情報)。
引き続きポイペトとタイ国境アランヤープラテートとの間の接続工事と事務手続きも進められており、近い将来バンコクとプノンペンとの間を結ぶ鉄道が直通運転されることが期待されるところです。

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すぐに消えてしまいそうな熱転写のレシート券ですが、きちんと座席指定されたチケット。

以前乗車してみた南線区間は週末中心の運行形態でしたが、新たに全通した北線は、1編成の列車がプノンペンから西へ向かい、翌日東へ戻ってくるという隔日・週3回の運行、だったのですが、事態は急変。
数日前ハノイ滞在中に目にしたネット情報によると、修復工事が不十分だったためか、途中の橋梁などに再補修を要する箇所が複数見つかり、それらにかかる補修工事を行うため、全線直通列車は月曜日のプノンペン->ポイペト、火曜日にポイペト->プノンペンの週1往復のみ、その他の日は末端のポイペト~シソフォン(セレイサオファン駅)間(47.7km)を1日3往復、東側は水曜と木曜のみプノンペン~プルサット間(165.5km)を1往復するだけ、の運行となってしまっているとのこと。

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突然の運行縮小情報。さて困りました。どうすれば間に合うだろうか…

斯様な事情もあり、月曜の昼にハノイにいる人間がこの休暇の間に全線直通列車に乗るためには、翌火曜の早朝までにポイペトに着かなければならない、ということに。
バンコク経由など諸々の可能性を検討した結果、シェムリアップに飛んだというわけでした。

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早朝のポイペト駅で出発を待つ週1回のプノンペン行き列車。
南線はオレンジ色でしたが、この北線は“スカ色”に塗られています。

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先頭は2両背中合わせのフランス製気動車。いずれも1/3は機器室のようでスペースユーティリティは低め、効率悪そう。

そんなわけで到着したポイペト駅近くの薄暗いホテルで1泊(混んでるようで、1軒目の小綺麗なところは満室、やむなくこちらに。)、翌早朝にポイペト駅に向かい、プノンペン迄、現在は周知期間なのか、無料の座席指定チケット(レシートのようなペラ券ですが)を無事入手。駅前に出ている屋台で朝食になりそうなもの… 中華まんを手に、朝6時半の出発を待つことになりました。

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最後尾は古めの荷物車、というか、貨車。
そして立派に整備された駅構内。タイからの貨物輸送への期待が感じ取れます。

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